エミリオ。１０歳の時に母を亡くし、継母に命を狙われているエルファラム王国の第一王子。そうなる将来を予測した一人の軍人に、我が身を守れるよう無敵の戦士に鍛えあげられた美貌の剣豪。

ギル（ギルベルト）。少将からアルバドル国王となった父の影響で、戦う腕を磨くことに余念のない皇太子。そうして、ある時までは王となる将来に意気込んでいた。様々な武芸に長けた完全無欠の戦士。

レッド（レドリー）。戦争で親と生き別れ、敵国の大将に命を救われたという過去が。その後、盗賊一味に育てられ、１４歳の時に出会った伝説の戦士に引き取られて、大陸最高峰の資格を得た二刀流の傭兵。

リューイ。訳あって、秘境で武術の達人に育てられた金髪碧眼の青年。猛獣を相手に訓練していたため、非常に高い身体能力の持ち主。ただ、ほかに人気の無い場所で成長したせいで、精神年齢は子供並みの格闘家。

カイル。術使いの家系に生まれ、名医の祖父に医術をも学んだ精霊使い。戦闘能力に優れている仲間たちの中で、唯一、呪術を駆使できる霊能力者の少年医師。

シャナイア。過去には、とある国の王女の用心棒を務めたこともある女戦士。レッドとは、その時に知り合った仲。現在は剣を手放し、踊り子として生活している。

ミーア。トルクメイ公国の幼い公爵令嬢。城を抜け出して遊びにいくという悪癖のおかげでレッドと知り合い、彼につきまとうようになった少女。そのせいで、レッドに誘拐された形に。