時計と時間(2021.12.9)
文字数 190文字
時計が
止まった
壁も
腕も
目覚ましも
時は
動き
続けている
君は
生き
続けている
時計が
なくても
困らないのに
君は
困った顔をする
時計を
直そうと
必死になる
時が
無駄に
過ぎて行く
時計がないと
起きる時間も
食べる時間も
寝る時間も
分からないと
うなだれる
テレビも
スマホも
時計が
止まっている
何かが
起きているようだ
その時
腹時計が
鳴った
時計なんて
信じないで
身体を
信じて生きればいい
君は
吹っ切れ顔で
キッチンへと
向かう
止まった
壁も
腕も
目覚ましも
時は
動き
続けている
君は
生き
続けている
時計が
なくても
困らないのに
君は
困った顔をする
時計を
直そうと
必死になる
時が
無駄に
過ぎて行く
時計がないと
起きる時間も
食べる時間も
寝る時間も
分からないと
うなだれる
テレビも
スマホも
時計が
止まっている
何かが
起きているようだ
その時
腹時計が
鳴った
時計なんて
信じないで
身体を
信じて生きればいい
君は
吹っ切れ顔で
キッチンへと
向かう