アート(2023.2.7)
文字数 330文字
視覚や聴覚で
頭を
心を
かき乱される作品
に出会ったとき
アート
と括って
落ち着こうとする
絵画でも
音楽でも
文学でも
アート
わたしが
口にする
アート
とは理解不能なもの
という意味なのかもしれない
芸術ではなく
人間であっても
時として
アート
だと思う
わたしが
口にする
アート
とはわたしにはないもの
という意味なのかもしれない
つまり
わたしが
口にする
アート
とは
嫉妬だ
理解できないものを
理解しようとすると
苦しくなるから
せめて感じたい
と思うのだけれど
感じることすら
できないものを
わたしは
アート
と呼ぶ
たぶん
わたしが
口にする
アート
とは
憧憬だ
やりたくても
やれないもの
なりたくても
なれないもの
すべてが
アート
わたしは
アート
になりたいが
わたしは
アート
にはなれない
なのに
世界は
アート
だらけ
悲しい
けれど
それが
現実だ
頭を
心を
かき乱される作品
に出会ったとき
アート
と括って
落ち着こうとする
絵画でも
音楽でも
文学でも
アート
わたしが
口にする
アート
とは理解不能なもの
という意味なのかもしれない
芸術ではなく
人間であっても
時として
アート
だと思う
わたしが
口にする
アート
とはわたしにはないもの
という意味なのかもしれない
つまり
わたしが
口にする
アート
とは
嫉妬だ
理解できないものを
理解しようとすると
苦しくなるから
せめて感じたい
と思うのだけれど
感じることすら
できないものを
わたしは
アート
と呼ぶ
たぶん
わたしが
口にする
アート
とは
憧憬だ
やりたくても
やれないもの
なりたくても
なれないもの
すべてが
アート
わたしは
アート
になりたいが
わたしは
アート
にはなれない
なのに
世界は
アート
だらけ
悲しい
けれど
それが
現実だ