第61話 ごめんなさい
文字数 430文字
『あっ、もしもし?えっ!?マジで!?おぉ!これで問題解決だ。分かった。大阪着いたらまた連絡ちょーだい!うん。じゃ、待ってるぜ』
玲璃は瞬から琉花と千歌とすぐに向かいますと連絡を受けていた。
『よぉーし、これで3人目ゲットだ。すぐ来るっつーから、まぁなんとかなんだろ。本人がそれまで持ちこたえてくれればな』
蓮華と麗桜、そして玲璃のおかげで3人のO型がすぐに向かってくれることになり、掠たちもそれを聞いて少し安心していた。
掠は玲璃たちの前まで来ると深々と頭を下げた。
『あ…あの…ありがとう。その…この前はごめんなさい』
ケンカを売りに行った相手にここまで助けられてしまって、よほど心苦しかったのだろう。綺夜羅が心配なのと気まずいのとで精神的に参ってしまっている。
玲璃はバシッと掠の背中を叩くとそれを見かねて言った。
『謝ってる暇があんなら、みんなで鶴でも折って祈ってやろうぜ。愛羽なら笑ってそう言うぜ。きっとな』
掠は目にいっぱいの涙を浮かべた。
『うん…折る…』
玲璃は瞬から琉花と千歌とすぐに向かいますと連絡を受けていた。
『よぉーし、これで3人目ゲットだ。すぐ来るっつーから、まぁなんとかなんだろ。本人がそれまで持ちこたえてくれればな』
蓮華と麗桜、そして玲璃のおかげで3人のO型がすぐに向かってくれることになり、掠たちもそれを聞いて少し安心していた。
掠は玲璃たちの前まで来ると深々と頭を下げた。
『あ…あの…ありがとう。その…この前はごめんなさい』
ケンカを売りに行った相手にここまで助けられてしまって、よほど心苦しかったのだろう。綺夜羅が心配なのと気まずいのとで精神的に参ってしまっている。
玲璃はバシッと掠の背中を叩くとそれを見かねて言った。
『謝ってる暇があんなら、みんなで鶴でも折って祈ってやろうぜ。愛羽なら笑ってそう言うぜ。きっとな』
掠は目にいっぱいの涙を浮かべた。
『うん…折る…』