スピリッツ　－４月３０日－

　魂ではなく、お酒の話。

　強くはないけれど、お酒は割と好きです。
　全国新酒鑑評会金賞受賞蔵が沢山ある地域に住んでいるので、日本酒についても語りたい所ですが、今日はスピリッツを。

　「ジン」「ウオッカ」「ラム」「テキーラ」が4大スピリッツだそうです。
　外食もままならない昨今、自宅でカクテルでも楽しもうかと、これら(テキーラ以外)を揃えました。

　ちょっとしたバー気分。
　ソルティードッグ、モスコミュール、スクリュードライバーなど、自分好みに作れるので、やっぱり美味しい。

　そして、私は長らく「ジン」を誤解していたことに気づいたのでした。

　ホガースの「ジン横丁」のイメージや、イギリスを舞台としたロマンス小説を愛読する影響で、「ジン」にはどうにも人々を堕とす悪いお酒の印象がこびりついていたのです。

　けれど実際に「ジン」を飲んでみると、その香りの豊かさに驚きました。

　それもそのはず。
　ジンはジュニパーベリー（せいようねずの実）で香りづけされているんだそうです。
　ベリーといっても針葉樹の実なので、スパイスっぽい、森の香りがします。

　わぁ、アルコール度数が売りの「粗悪で簡単に酔えるだけの酒」なんて思っていてごめなさい。

　ジン＋ライム＋トニックウォーター＋氷

　シンプルだけれど、ジン&ライムの香りが心地よい、ジントニックが今一番のお気に入りです。