ゲームと音楽と私 - 5月20日-

文字数 755文字

 学生の頃は、コントローラー片手によく冒険の旅に出かけていました。
 といってもゲームセンスは無く、戦闘の難易度が選択できる場合は「easy」を選ぶへっぽこゲーマーです。
 私の場合、数十時間かけて楽しむ、体験型の映画って気持ちで遊んでいました。
 なので、ゲームに求めていたのは、「ストーリー」と「音楽」です。

 FINAL FANTASY シリーズには、夢中になりました。
 そして、植松 伸夫さんの作る音楽が大好きです。
 勇壮であり、郷愁を感じる。
 ポップでロックな面も、古典的な面もある。
 只々胸を打つ美しいメロディも堪りません。
 ゲーム内での音楽も良いですし、オーケストラで奏でるDistant Worldsシリーズも最高です。
 
 本当に好きで、吹奏楽アレンジのBRA★BRAシリーズのコンサートには、連年足を運び、ノビヨ先生のトークとシエナ・ウインド・オーケストラさんの演奏に酔いました。
 吹奏楽で聴くFF良いですよ。
 「反乱軍のテーマ」はハマりすぎて鳥肌です。
 古楽アレンジの「いつか帰るところ」も神秘的でノスタルジック。
 疾走感、ドラム、ティンパニーが効いている「クレイジーモーターサイクル」も格好良い。
 定番の「ビックブリッジの死闘」もキタキタ〜って感じで痺れます。
 音って空気の振動なんだなと感じる生の演奏は、聴覚以外の感覚器も刺激してきて、好きな音楽を存分に浴びる、まさに至福の時でした。

 最近のゲームは二極化が進んでいるようで、手軽かマニア向けかの2択の様にも感じます。
 スマホゲームじゃ物足りなく、据え置き型のは難しくてできない(FFXⅤは無理でした。)私は、最後に買ったゲームも少し遊んで積んだまま。
 サントラを買う程夢中になるようなゲームには、もう出会えない気がする今日この頃です。
 
 
 


 
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登場人物紹介

あづき


歴史とロマンスと甘味を好む小さな生き物です。

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