憧れ -9月3日-

文字数 539文字

 学校で習っている時、
「古典の随筆はつまんないなぁ」
 と思っていました。
 少年漫画大好きっ子だった(今もか) ので、バトル系のお話の方が断然盛り上がったんです。
 平家物語とか三国志の授業はワックワクでした。(ちなみに、恋愛系も得意ではなく、源氏物語もちょっとイライラしていました(笑))

 けれど、大人になると日常を綴る文章の中に見え隠れする、人生の機微のようなものを、少しは感じとる事ができるようになり、随筆も面白い! と思うようになりました。

 はっとするような気づきのあるお話も好きですが、徒然草の久米の仙人の話とか、枕草子のお坊さんの説法の話とか、赤裸々な本音を綴ったようなお茶目な話も大好きです(笑)

 随筆の面白さが少しづつ分かる様になった私は、webでも幾人かのエッセイを拝読しています。ほんわかしたり、ピリッとしたり素敵な視点が沢山あって憧れています。

 そして、そんな憧れと自己紹介も兼ねて、始まった私の拙いエッセイですが、書き始めた頃は、目指せ100話!だったので、そこでキリ良く終わろうか…… とも考えました。
 しかし、もうちょっとお話したい事もあるかなぁなんて思うので、更新頻度をゆっくりにして細々と続ける事にします。
 もう少々呟きにお付き合い頂ければ幸いです。
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登場人物紹介

あづき


歴史とロマンスと甘味を好む小さな生き物です。

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