練り切り - 4月28日-
文字数 454文字
和菓子が好きです。
特に好きなのが「練り切り」。
白あんに色合いを付け、四季折々の動植物をかたどっているあれです。
おそらく、物心ついた頃から好物でした。
幼い私は、菓子の名が分からず、もう一度食べたい気持ちを伝えようもなくて困ったのを、微かに覚えています。
好きすぎて、小学生の頃の誕生日にケーキではなく、練り切りをお願いした位。
和菓子屋さんのショーケースを見るとワクワクが止まりません。
今の季節ですと、「あやめ」「水芭蕉」「山吹」そして咲き始めの「藤の花」などが並んでいます。
ちょっと前までは、桜系のピンク系のものが多かったのですが、少しの間に色合いが変わりました。
蕾が花開いていったり、紅葉や柿が色づいていったり…… 同じ植物をテーマにしても、僅かな季節の違いで並べられる菓子の様子は異なります。
和菓子ならではの繊細さが、堪えられませんね。
もちろん味も、香りや食感に工夫があって美味しいんです。
目にも舌にも楽しい「練り切り」。
皆さまも、濃いめのお茶と一緒にいかがでしょうか。
特に好きなのが「練り切り」。
白あんに色合いを付け、四季折々の動植物をかたどっているあれです。
おそらく、物心ついた頃から好物でした。
幼い私は、菓子の名が分からず、もう一度食べたい気持ちを伝えようもなくて困ったのを、微かに覚えています。
好きすぎて、小学生の頃の誕生日にケーキではなく、練り切りをお願いした位。
和菓子屋さんのショーケースを見るとワクワクが止まりません。
今の季節ですと、「あやめ」「水芭蕉」「山吹」そして咲き始めの「藤の花」などが並んでいます。
ちょっと前までは、桜系のピンク系のものが多かったのですが、少しの間に色合いが変わりました。
蕾が花開いていったり、紅葉や柿が色づいていったり…… 同じ植物をテーマにしても、僅かな季節の違いで並べられる菓子の様子は異なります。
和菓子ならではの繊細さが、堪えられませんね。
もちろん味も、香りや食感に工夫があって美味しいんです。
目にも舌にも楽しい「練り切り」。
皆さまも、濃いめのお茶と一緒にいかがでしょうか。