書は人なり? -6月17日-

文字数 508文字

 「書」、文字は、書いた人の人となりを表すと言われる時があります。
 
 私は字が下手っぴなので、そう言われると汚いダメ人間と言われている様で、切ない気持ちになったりもします。
 確かに、大雑把な性格を自認してはいるので、若干当たっている所がまた刺さります(笑)

 ペン字もイケていませんが、筆字になると輪をかけたように酷くなります。
 
 小学校の時の先生が厳しくて、習字の時間、作品の出来が悪い子は居残りをさせられました。
 やんちゃの極みみたいな数人の男子に交じって、残される一人の女子……。それが私でした。
 軽いトラウマです。
 習字の時間は恐怖の時間に、書道なんて大嫌い! って感じになってしまいました。
 
 今でも、笑っちゃうような筆字しか書けず、いざという時心底情け無い気持ちになります。
 幸い、現代は手書きの文字を用いる機会がぐんと減ったので、普段はコンプレックスを感じる時は限られるのですけれどね。

 美しい文字を書ける人は、格好良いです。
 同じ事を書いても、説得力がまるで違いますし。
 憧れちゃいます。

 あーあ、小さい頃、いかに早く宿題を終わらせるかが全てだった私。
 雑に仕上げた、漢字の書き取りのツケが今ここに。
 
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登場人物紹介

あづき


歴史とロマンスと甘味を好む小さな生き物です。

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