苺のコンフィチュール -5月21日-

文字数 597文字

 畑で完熟した、真っ赤な苺を頂きました。
 (農村部は物々交換が基本!)
 そこに在るだけで、とっても良いにおいがしてウキウキしてしまいます。
 口に含むと、さらに香りと甘さが広がります。

 ほんとに完熟なので、うっかり強めに摘むと表皮がツルッと剥けてしまうくらい。
 市場には出回らない、儚い美味です。
 
 翌日には傷んでしまうので、生食を十分味わった後はコンフィチュールにします。

 軽く洗って、ヘタを取り、グラニュー糖と一緒に鍋に入れて、弱火でくつくつ煮るだけ。
 作業といえば、アクが気になったら掬うくらいです。
 ベリー系って、火を入れると本領発揮だと思います。
 より甘く幸せな香りが立ち上り、部屋いっぱいに広がります。
 味の輪郭もハッキリしますね。

 15分程煮込めば出来上がり♪

 ほとんどジャムと変わりませんが、ジャムはもっと煮詰めて果物の原型がなく、糖度も高めなもの。コンフィチュールは、甘さ控えめで形状もさらっとし、果物の形が残っているといった違いがあります。
 まあコンフィチュールって言った方が、お洒落に感じるので使っているだけです(笑)
 ちなみに、コンポートの場合は、果物の形を崩さないように煮るのがポイントになります。

 苺のコンフィチュール。
 パンにつけたり、ヨーグルトに乗せたりしても美味しいですが、一番好きな食べ方は、牛乳に入れて作る苺ミルクです。
 色合いも可愛いし、優しい甘さが絶品!
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登場人物紹介

あづき


歴史とロマンスと甘味を好む小さな生き物です。

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