第44話 お気に入りの音楽

文字数 4,407文字

 いつも勝手なことを書いておりますが、在庫切れです。
 そこで、私のお気に入りの曲たちを。
 チャットノベルで始めたところ、pv数を稼いでくれています。最近の歌はありませんが。
 YouTubeを貼り付けておきます。

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『ポプコン』から
【街が泣いてた 伊丹哲也 & Side By Side】
https://youtu.be/a3azCllaFVs

 流行っているときは聴きもせず、今になってよく聴いています。
 肌がピカピカ、巻き舌がたまらない魅力。

【懐かし、第14回世界歌謡祭♪冬の華♪磨香/グランプリ受賞時/】
https://youtu.be/0WMSVc-TSfY

 第25回ポプコンでは、名古屋の女子高生がグランプリを受賞しました。磨香(まこう)というアーティスト名は本名で、フルネームは壁沢磨香。 
 受賞曲『冬の華』は本人の作詞・作曲ですが、ピアノとバイオリンだけの簡単な構成にもかかわらず、大正時代を思わせる独特のムード……
 また凄い才能が名古屋から出て来たなとゾクゾクしたのを覚えています。今でも通用、というより、逆に今の方が受けそうな名曲で、即アニメ主題歌に採用されそうです。高校生とは思えないクオリティの高さには驚くほかありません。
 しかし……これだけの才能を持ちながら、彼女がリリースしたのはこの一曲だけ。その後、表舞台からは一切姿を消してしまいました。どんな事情があったのか分かりませんが、消息を知りたいところです。
「ポプコン出身女性シンガーの隠れた名曲! 」より。

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【吾亦紅(われもこう) すぎもとまさと】
https://youtu.be/ezrjjvb4TKY

 しみじみ聴いていると最後で驚かされる。でも……ああ、そうなのか。

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【交響管弦楽のための音楽 芥川也寸志作曲 東京フィルハーモニー交響楽団】
https://youtu.be/9ye-RJnPxlA

 この曲、ずっと探していました。○十年も前にアマチュアオーケストラに入っていた知り合いが、カセットテープをくれた。第九の前の演奏がこれ。
 芥川…‥というのだけは覚えていた。毎年暮れの大掃除をしながら大音量でかけていた。テープデッキがなくなり、曲名もうる覚え。YouTubeで検索したらわかりました。ほんと、便利。

 コメント読むと『青のオーケストラ』に出てくるとか。

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【檸檬 さだまさし】
https://youtu.be/JfXMSToJt9Y

 友人がさだまさしを好きでカセットに録音してくれた。どうしても、「盗んだレモン」と聴こえてしまうが、そうなんです。

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【Thomas Quasthoff & Daniel Barenboim performs Gute Nacht of Schubert's Winterreise】
https://youtu.be/iJETtWr47PY
 
 この動画を見つけた時は衝撃でした。

「私が生まれたときから母は(サリドマイドを服用したことに)罪の意識を感じていた。
『その必要はない』と私がいくら言っても母はきかなかった。なので私は母に、私の人生と才能を最大限に活かした姿を見せたいと思った」

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【Livin' On A Prayer Bon Jovi 】
https://youtu.be/lDK9QqIzhwk

 この曲は商業的な成功を超えて世間に影響を与えている。2001年9月11日の同時多発テロの後、ボン・ジョヴィは「America.A Tribute to Heroes」の特番で『Livin’ On A Prayer』のアコースティックバージョンを演奏。
 その後も黒人男性が電車や公園で歌う動画が世界中で拡散されたり、新型コロナウイルスのパンデミックが始まったときにはシカゴのアパートの窓から住民たちがこの曲を合唱したことも報道され話題となった。

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【アフリカン・シンフォニー 佐渡 裕&シエナ・ウインド・オーケストラ 】
https://youtu.be/EeZPz_rSD_4

 アフリカンシンフォニー、娘が吹奏楽部でこの曲を演奏していた。これは甲子園の応援に使われる。

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【アルファ ヴァンゲリス】
https://youtu.be/_Uux7at6gUY

 ずっと昔に聴いた『アルファ』が。40年も前にラジオの渋谷陽一さんの番組を録音してい引っかかった曲。
『反射率0.39』は、ヴァンゲリスのアルバム。
 題名は地球を意味している。「反射率」とは、任意の非発光物体が光を投射された時にその光をどの程度反射するか、という割合で、完全に反射する物体(鏡)を1.00と設定すると、アルバムが制作された1976年当時の地球は0.39となる。この題名及び個々の楽曲のタイトルも全て天文学や天体物理学に関連したものになっている。
 発売当初のLP及び1990年にCD化された時、アルバムのオビでは「ロック」に分類されていたが、一般的にはシンセサイザー使用の割合などから「プログレッシブ・ロック」或いは「シンセサイザー音楽」として分類される事が多かった。
 6曲目の「アルファ」は、1980年のテレビ番組『コスモス(宇宙)』で使用され、ヴァンゲリスのベスト盤等にも複数回にわたって収録されている。

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【赤色エレジー あがた森魚 】
https://youtu.be/dKBFWMQHR58

『赤色エレジー』は、林静一が漫画雑誌『ガロ』に1970年1月号から1971年1月号まで連載した劇画。また、同劇画をモチーフとして1972年4月25日に発売されたあがた森魚のシングル曲。
 曲が八洲秀章の作曲した『あざみの歌』に似ていることからレコード会社側の判断で八洲の作曲と表記したが、実際は作曲もあがたが手掛けている。
 あがたは直接八洲と会っており、その際に八洲から譜面を出されて「一緒じゃないか」と指摘されるも、「別にあなたの曲を聴いてこの曲を作ったわけじゃない」と反論、押し問答をしてそのままになった。
 後日「作曲者は八洲先生になりました」と報告を受け、解せないまま終わりになったという。
(wikipediaより)

あざみの歌
https://youtu.be/k_0Gy4j1aPU?si=RffrXvi4J3HZOYIT

 たまたま車の中で『あざみの歌』を聴き、そのときに似てると思ったから『赤色エレジー』を思い出したのでしょう。
 オマージュだのパクリだの、よくわからないけど……

 メロディーはたった12音階を組み合わせて出来ている。
 たった12音階のパズルでも『良いメロディー』と人間が感じられる組み合わせはごく僅か。
 自分が『良いメロディー』だと思って考えだしたメロディーが、既に既存曲で存在していた! なんて事も珍しくない……
 自分の知らない楽曲をパクってた……なんて、防ぎ用がありませんよね。

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『4分間のピアニスト』から
【Vier minuten】
https://youtu.be/vegR1EzjLvM

 まだ、レンタルビデオを利用していた頃、衝撃を受けた『4分間のピアニスト』
 ドイツ映画です。
最後の4分間の演奏を観たくて聴きたくて何度か借りてきた。
 YouTubeで検索すると、映画の予告も、4分間の演奏もありました。ほんと、便利で嬉しい。

 実際に演奏しているのは日本人。
 ピアノに対する冒涜だ、という意見も少数。

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【ダンとアンヌの最後の決別】
https://youtu.be/Vs0EYUu7DHw
 ウルトラセブンの最終回。曲は『4分間のピアニスト』と同じ『シューマンのピアノ協奏曲』

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【鎮静剤 和幸(かずこう)加藤和彦さんと坂崎幸之助さん】
https://youtu.be/jxe26IzNtqs

 マリー・ローランサンの鎮静剤を検索したらありました……
 詩はマリー・ローランサン。訳は堀口大学なのです。
 曲は伝説のフォークシンガー・高田渡さん。知りませんでした。

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【トドを殺すな 友川かずき】
https://youtu.be/4nRo7N-Abw8

 友川カズキ 秋田県出身。詩人でありミュージシャンであり画家という、様々な才能を持ち比類なき世界観で根強いファンを持つ。
「上京して飯場にいたとき、居酒屋の有線放送で岡林信康の『山谷ブルース』が流れて。歌詞で『今日の仕事はつらかった、あとは焼酎をあおるだけ』ってのがあって、これ俺のこと言ってる!って思ったんです」
 岡林信康との出会いから独学で音楽を始めた友川氏は数年後、当時のアルバイト先で知り合ったミュージシャン・宇崎竜童氏に見出され、歌手デビューを果たした。「トドを殺すな」(1976年)
 友川氏の曲が、一躍世間に広まったのが1977年の大晦日。作詞作曲を手がけた『夜へ急ぐ人』を「第28回NHK紅白歌合戦」で、ちあきなおみが歌うことになったのだ。
「楽曲を依頼されてから、ちあきさんのライブに行ったのですが、歌っている姿がジャニス・ジョプリンに重なって見えてね。とんでもない才気の持ち主でした」と、ちあきなおみから受けた感動を語る。

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【項籍 - 四面楚歌】
https://youtu.be/lF37YlQfgMo

 項羽の陣営を幾重にも囲んだ劉邦の軍から夜、楚の歌が聞こえてきます。項羽は敵に投降した楚の兵が多いことを知って驚きました。有名な四面楚歌の場面です。
 項羽のそばには常に最愛の女性、虞姫(ぐき)と、愛馬の(すい)がおりました。項羽は詩を詠じます。

 力は山を抜き気は世を蓋おおふ。時利あらず騅逝かず。騅逝かず奈何いかにすべき 虞や虞や若なんじを奈何せん。

 自分には山を動かすような力、世界を覆うような気魄があるが、時運なく、騅も立ちすくんでしまった。騅が走らなければ、どうしたらいいのか。虞や虞や、おまえをどうしたらいいのだろう――。
「美人(これ)に和す」。司馬遷の短い言葉が、胸に迫ります。「項王(=項羽)、泣なみだ数行下る。左右皆泣き、能よく仰ぎ視るもの莫なし」。
 項羽は覚悟していました。敗れた自分は散ればいい。だが虞姫はどうなる? 項羽は虞姫ひとりを心から愛していたのだと思います。
(NIKKEI STYLE キャリアより)

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 この動画を見つけた時は嬉しかった。遥か昔、ラジオで聴いたユーライア・ヒープの『シンパシー』

Uriah Heep - Sympathy • TopPop
https://youtu.be/5uGyS9YM1KQ

 数あるURIAH HEEPの名曲の中でも最も愛して止まない永遠の名曲。
 イントロ聴いただけで条件反射的に涙腺が緩み、楽曲クライマックス部分におけるジョン・ロートンのコブシが回りまくる入魂のシャウトには、聴く度に悶絶を誘われ、毎回滂沱の如く涙を流しております。
(この曲を聴け 火薬バカ一代さんより)

 
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