第10話 前頭葉

文字数 1,006文字

 あーあ、間の悪いときに投稿してしまった。百話以上お持ちの方が、作者お気に入りにされたみたい。延々とお名前が続く。投稿した作品はずっと後ろに追いやられる。
 それが、よくあることなのだ。羨ましいを通り越す。

 先日は別の、初めて見る方(?)の作品が並んでいた。ひとつ開けてみた。すごい長編。数十話あるうちの1話を開けたら1万字以上。pv数も十万くらいあったからファンがついているのだろう。

 1話が1万字ってすごいです。開けて字数見ただけで、やーめた、という方が多いのでは? 以前1話完結14万字という作品があって、夢中で読んだことがあったけど。

 掌編は読みやすい。千字前後は読みやすい。でも、そういうのは、まとめてくれたなら……
 コンテストが終わった作品を、掌編集にまとめている方がいます。星は減るのかな? ファンレターは?

 私も数だけは増えたので、まとめようかな、なんて思うけど、せっかくの星が消えるのが惜しくてできません。
 ページを独占することもないし。

 出ては埋もれていく作品たち。どれだけの時間と労力がかかっているか。頭がおかしくなりそうなくらい考えて、歩きながら考え、家事をしながら手を休めては携帯をいじる。
 ああ、とんでもないことに手を出してしまった。1円にもならないことに、日に何時間も使っている。

 でもね、これは、前頭葉を使っているのだ。たぶん。
 人間の脳で最初に老化し、機能が低下するのは前頭葉なのだ。
 前頭葉の機能が衰えると、感情のコントロールが難しくなったり、意欲が衰えたりする。認知症になる。たぶん。
 前頭葉はつねにフル回転しているわけではなく、どちらかというと「サボり屋」の器官なのだ。危機を察知したときや、初めての刺激に対しては全力を出すが、慣れてしまうと働かなくなる。

 そこで、前頭葉機能の老化予防の方法はアウトプット、なのだ。
 インプットの際は側頭葉を使うが、アウトプットの際は前頭葉を使う。
 本の内容を、インプットして知識を高めようという際には、側頭葉を使うと考えられている。
 ところが、その内容を人に話すなり、ブログに書くなりして、アウトプットする時には前頭葉を使うそうだ。
 だから……前頭葉はたくさん使っているはず。認知症にはならないはず。

https://itinennseinoenikki.blog.fc2.com/blog-entry-1469.htmlを参考にしました。
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