第24話 女もの
文字数 715文字
「美優ちゃんって、女の子にも人気あるでしょ?」
「うん。女の子のファン多いよ。やっぱ、そう見える?」
「うん。媚びてないナチュラルな感じが女の子には受けるんだよ。この子だったら、お母さんだって憧れると思うもん。」
「ふうん…」
「ズケズケ言うことは言うけど、ちゃんと気遣いはできる。さり気なくしてるけど、存在感ある。」
「お母さん、写真だけでよく分かるね。ホント、その通りだよ。」
「こういう子がユウキに好感持つ理由ってね、ユウキも自然体で媚びてないからだよ。ユウキが周りに変に媚びたり色目使い出すと絶対離れていくと思う。まあ、ユウキは計算高く生きろって言われてもできないと思うけどね。」
「うん。あんま、頭よくないんだよね…」
「まあね…」
「何だよ!」
「そこが良いとこじゃん。今のままで、ちゃんとユウキらしく生きな!」
「うん、よく分かんないけど、取りあえずありがと…」
「でさ、今度の夏、帰ってくるの?」
「うん。憲斗の家に寄ってから帰るつもり。」
「よし。その時、憲斗君との経過報告も詳しく聞かせてもらうから。」
「お母さん、マジ、ノリノリだね。」
「当然でしょ。興味津々だわ。あっ、それからね、帰ってきたら一緒に洋服買いに行こうよ。買ったげるから。」
「うん。買ってもらえるなら行く。」
「じゃ、楽しみにしてるね。嬉しいな。どこん家も、息子なんて大学生にもなると母親と一緒に出かけたがらないもんね。一緒に洋服買いに行けるなんて幸せだよ。」
「女もので、ゴメン、だけどね…」
「何でよ?めっちゃ楽しみだわ。男の子の服なんて、みんな一緒で詰まんないじゃん。良かった…、ユウキみたいな子が息子で…」
「ホントにそう思う?」
「当たり前じゃん。最高だわ。」
「ありがと…」
「うん。女の子のファン多いよ。やっぱ、そう見える?」
「うん。媚びてないナチュラルな感じが女の子には受けるんだよ。この子だったら、お母さんだって憧れると思うもん。」
「ふうん…」
「ズケズケ言うことは言うけど、ちゃんと気遣いはできる。さり気なくしてるけど、存在感ある。」
「お母さん、写真だけでよく分かるね。ホント、その通りだよ。」
「こういう子がユウキに好感持つ理由ってね、ユウキも自然体で媚びてないからだよ。ユウキが周りに変に媚びたり色目使い出すと絶対離れていくと思う。まあ、ユウキは計算高く生きろって言われてもできないと思うけどね。」
「うん。あんま、頭よくないんだよね…」
「まあね…」
「何だよ!」
「そこが良いとこじゃん。今のままで、ちゃんとユウキらしく生きな!」
「うん、よく分かんないけど、取りあえずありがと…」
「でさ、今度の夏、帰ってくるの?」
「うん。憲斗の家に寄ってから帰るつもり。」
「よし。その時、憲斗君との経過報告も詳しく聞かせてもらうから。」
「お母さん、マジ、ノリノリだね。」
「当然でしょ。興味津々だわ。あっ、それからね、帰ってきたら一緒に洋服買いに行こうよ。買ったげるから。」
「うん。買ってもらえるなら行く。」
「じゃ、楽しみにしてるね。嬉しいな。どこん家も、息子なんて大学生にもなると母親と一緒に出かけたがらないもんね。一緒に洋服買いに行けるなんて幸せだよ。」
「女もので、ゴメン、だけどね…」
「何でよ?めっちゃ楽しみだわ。男の子の服なんて、みんな一緒で詰まんないじゃん。良かった…、ユウキみたいな子が息子で…」
「ホントにそう思う?」
「当たり前じゃん。最高だわ。」
「ありがと…」
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