19話 【変】日本の警察のことがよくわかる「警察博物館」
文字数 1,031文字
日本の警察は世界でもトップクラスとよういわれとるが、
それを実際にその目で見たいとは思わんか?
いや、思いはしますが、
実際にはなかなか見れないでしょう?
それがそうでもないんじゃなぁ。
ちゃんと見る方法があるんじゃよ。
まさかてめえ、それを見たいがために、
犯罪を犯したわけじゃあるまいな!
人聞きの悪いこと言うなや!
おう。
東京都中央区の京橋にあるんじゃ!
ここでは警察官の制服や記章の実物が展示されとったり
鑑識機材が展示されとったりするんで
実際のものがどうなのか、その目で見ることができるんじゃ。
こんな感じでのう!
ええ、たしかになかなかのものですね。
ただ……。
いえ、博物館好きなのは知っていましたが
こんなものの存在をどうして知ったのか、
そしてどうして行こうと思ったのか
それが不思議でしょうがなくて……。
ああ、それはのう。
小説で現代を舞台にした推理小説ものを書くにあたって
いろいろと日本警察のなんたるかを知りとうなった。
で、調べたらここに行きあたった。
それだけのことじゃよ。
お前の情報収集能力だけは、
ほんととてつもないものがあるな……。
ちなみにここは「警察博物館」とも
「ポリスミュージアム」とも呼ばれとるが、
実はどっちも通称なんじゃ。
警視庁内での正式名称は
「警視庁広報センター」とされとるんじゃ。
ほうじゃな。
なので、公式のHPでも
ポリスミュージアム「警察博物館」
と表示されとるんじゃ。
タダっ!?
ああ。
公的な組織の広報センターじゃけえな。
ただ複製等の犯罪を防ぐために
写真撮影には制限があるんで
そこだけは気を付けんといけんけどな。
でも、そこさえ気を付ければ
無料というのはありがたいですね。
タダで学べるというのもポイント高いですね
歴史系の博物館は金とるところも多いですが、
こういう広報も兼ねたところは無料であることが多いですのう。
勉強もできてお得感満載です!