03話 【変】埼玉・大谷場氷川神社の「狛キジ」
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いえ、武松さんの言うことももっともだと思いますよ。
でも、今回紹介するのはふつうの神社なんですか?
おう、神社自体はふつうのもんじゃな。
こんな感じじゃ!
いつもはネタに走る今岡先生らしくないですね。
こんなところを紹介してなにがおもしろいんです?
チッチッチッ、甘いのう。
じゃけえ、お前らはいけん言うんじゃ。
あ?
なにがいけねえんだよ?
わしがそんなふつうのもん紹介するわけがなかろうが!
ここは全国でも珍しい「狛犬」ならぬ「狛キジ」がおるところなんじゃよ。
ほれ、これが証拠じゃ!
うおっ!?
マジだ!
ああ。
ここはな、昔からキジがようけおったげな。
じゃけえ、いつしか「キジは氷川様のお使い」いわれようになって、
それで「狛キジ」として祀るようになったといわれとるんじゃ。
全国には狛犬を模した狛猫や狛狼、狛兎なんかもおるけえな。
そういうのもおいおい紹介していこうと思っとるんよ。
徳島の狛猫の神社は化け猫が主人の仇を討ったという伝説があるところなんじゃ。
あと手軽なところとしては、浅草の今戸神社は狛猫はおりゃあせんが
招き猫が大量に祀られている神社だったりします。
ここは新撰組の沖田総司が病で亡くなった場所でもあるので
そのうち紹介することもあるかもしれませんのう。
おお、これは興味深いですね!
楽しみに待っています(・∀・ゞ