08話  【変】東京・なんだかんだの明神下

文字数 775文字

今回はなにを紹介するんですか?

おう。

今回は「銭形平次の碑」でも紹介しようかの。

銭形平次ぃ?

ああ。

むろんこの銭形平次自体は実在の人物じゃないんじゃがの。

なんとその碑がちゃんとあるんじゃ。

どこにあるんですか?

銭形平次がいたということになっている明神下、

神田明神の境内に立てられとるんじゃ。

これがその神田明神じゃ!

おおっ、これはこれでなかなかにいい神社だな。
とくに桜の季節というのがいいですね。

ほうじゃろ。

ここは桜の名所でもあるんで、

その時期にいくと見応え十分なんじゃ。


けっこう見物客も多いんですか?

わしが行ったのは平日じゃったんじゃが、

それでも桜が見ごろじゃったいうこともあって

人はかなり多かったのう。

土日ならとんでもないことになるじゃろうな。

で、その肝心の「銭形平次の碑」は?
おう、これがそうじゃ!
ちゃんとあるんだな……。
なんじゃ、そのがっかりした感は?
ちなみにこれ、見ている人どれぐらいいました?
ほとんどいなかったな!
だろうな……。

ま、桜見物にきとるひとにしてみれば

いうほどおもしろいもんでもなかろうけえな(笑)

桜見物のついでじゃなくても、

これをわざわざ見に行く人もいませんよ。



ここにおる!
てめえは例外だよっ!!
そんなわけで神田明神の境内にある「銭形平次の碑」、桜見物のついでにちょっと見てやろうかと思う人はぜひ見てみてつかあさいや!
(だからいねえって……)
(ほんとへこたれませんね……)
物販やイベント等で年に10回はいくのに、はじめて知りました!
境内の右脇のほうにあって、誰も通らんようなところにあるんで

まず気づかれはせんじゃろう思います。

年10回行ってる変人その2は知らねえのに、

なんで変人その1はそんなの知ってんだよ……。

神社行ったら隅から隅までくまなく探索するのがデフォルトになっとるけえな。

もはやはじめて行くダンジョンを探索する気分じゃよ!

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


いまや「小説のキャラよりキャラが立っている」でおなじみの、同コラボノベルの作者。

行動力の化け物。

昔バンド活動をやっていたときは音楽漬けの生活をしていたが、

作家/ライターの生活に移ってからは本漬けの日々を送っている。

そのわりには動き回ることを止めないのはなぜなのか。

目下のところ、それは謎である。


「物書きが自分の足で情報を探さんようになったらおしまいじゃ(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、根が優しく義理堅い人情派。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、だからといって他の野球ファンを貶めることはない。野球好きに貴賎はないというのが信条。


「三食食えて野球が見られる。これ以上の幸せがあろうか……。あとはこれでまたカープが優勝してくれりゃあ、言うことなしじゃ……」とは作者のコメント。


今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなものまで見るんだ!」「ふつうそんなところなんか行きませんよ!」とキャラにつっこまれても、「勉強のためじゃけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。


ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。


武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。


石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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