28話② 【桜】東京「中目黒桜まつり」と「目黒不動」

文字数 750文字

で、今回は「中目黒桜まつり」だけの紹介というわけじゃないんですよね?

ああ。

一応このコーナーはイベント紹介のコーナーじゃのうて、スポット紹介のコーナーじゃけえな。

で、どんな観光スポットを紹介するんだ?

おう。

今回紹介するんは、その目黒で随一の観光スポットであり、また桜名所でもある目黒不動じゃ!

目黒不動?


聞いたことがありますね。

ほうじゃろうて。

なにしろここは江戸時代に栄えたお寺の一つでな。

「目黒のさんま」で有名な舞台も、この寺の門前町じゃったいう話なんじゃ。

マジかっ!?

ああ。

他にも歌舞伎の『浮世柄比翼稲妻』もこの近くが舞台じゃったといわれとるしな。

浮世柄比翼稲妻?
なんて読むんだ?

これは「うきよづかひよくのいなづま」と読むんじゃ。

このタイトルは知らんでも、ここの名ゼリフ「あ、お若(わけ)えの、お待ちなせえ!」は有名なもんじゃな。

たしかに!
それは聞いたことがあるな!

歌舞伎といえば、真っ先に出てくるような名シーンじゃけえのう。

ま、それだけ当時は有名なところじゃったいうわけよ。

そりゃ、観光スポットにもなるわけだな。

おうともよ。

むろんその威容はいまも十分あるで。

ほれ、このとおりよ!

おおっ、言うだけあるな!
桜もいいですが、お寺も立派なものですね!

ほうじゃろう。

ちなみにここは瀧泉寺いうんが正式な名前なんじゃが、それじゃあ通じんのう。

やはりここは昔から「目黒不動」の通称の方が有名じゃけえな。

でも、なんで不動なんですか?

それはいたってシンプルな理由じゃ。

祀っておるご本尊が不動明王じゃけえ、ただそれだけのことよ。

なるほどな。

そのへんはわかりやすいものなんですね。


通称はそういうもんじゃ。

そんなわけで、江戸時代から名所の一つだった「目黒不動」、みなさんもお近くにお寄りの際は、ぜひ足を運んでみてつかあさい!

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


いまや「小説のキャラよりキャラが立っている」でおなじみの、同コラボノベルの作者。

行動力の化け物。

昔バンド活動をやっていたときは音楽漬けの生活をしていたが、

作家/ライターの生活に移ってからは本漬けの日々を送っている。

そのわりには動き回ることを止めないのはなぜなのか。

目下のところ、それは謎である。


「物書きが自分の足で情報を探さんようになったらおしまいじゃ(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、根が優しく義理堅い人情派。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、だからといって他の野球ファンを貶めることはない。野球好きに貴賎はないというのが信条。


「三食食えて野球が見られる。これ以上の幸せがあろうか……。あとはこれでまたカープが優勝してくれりゃあ、言うことなしじゃ……」とは作者のコメント。


今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなものまで見るんだ!」「ふつうそんなところなんか行きませんよ!」とキャラにつっこまれても、「勉強のためじゃけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。


ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。


武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。


石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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