45話② 【変】近江旅行編ラスト 競馬の聖地「賀茂神社」

文字数 1,314文字

今日は2本紹介するんですか?

ああ。

近江旅行編も今日でラストじゃけえな。

今日ぐらいは奮発して2本紹介しても罰は当たるまいよ。

けっこう紹介したよな?

紹介にかけたのが3週間ほどじゃな。

ちと長かったかの?

長すぎるわ!
でも、今日で近江旅行編がラストってことは、ようやくネタ切れということですか?
いや、ぶっちゃけ紹介できる名所・迷所はまだまだあるんじゃがな(笑)
まだあるのかよ!?

おう。

目的の一つは、石田三成関連の史跡を巡ることじゃったんでな。

それ関連のはまだまだ紹介しとらんので、それだけでもまだかなりあるわ。

かなりあるのか……
ゲンナリすなや!
ゲンナリもしたくなるぜ……
しかし、3週間かけてもまだまだネタがあるって……実際、旅行には何日行かれてたんでしたっけ?

三泊四日。


よく詰め込みましたね……
人間為せば成るいうことよ!

まぁいいや……。

で、今日紹介するのは、変わり種ってことだが、なにが変わってるんだ?

賀茂神社という名前からすると、わりと普通な感じがするんですが?

名前はほうじゃろうな。

しかしここには変わったものがあるんじゃよ。

ちなみに見た目はこんな感じじゃ!

ほう、なかなかのもんだな!
しかし変わったところは見受けれませんが……?
ここが変わっておるのは、創建の経緯や聖地としてのありようなんじゃ。
経緯や聖地?
どういうことだ?
実はこの賀茂神社は、奈良時代の736年(天平8年)に聖武天皇によって創建されたものなんじゃ。
けっこう古いんですね。
で、そもそもここに神社が置かれたんは、飛鳥時代の663年(天智2年)に起きた白村江の戦いの後で、天智天皇が「これからは騎乗技術の発展と馬匹の繁殖が大事」と考え、かの地に国営牧場を造ったことがはじまりなんじゃ。
国営牧場?

ああ。

ここで国産の兵馬を作ったわけなんじゃな。

その後、日本の荒廃を憂いた聖武天皇がこの地に、国民の災いを封じ国土の平安を祈る神社を建立したというのが、創建の経緯いうことなんよ。

なので、この神社は日本初の国営牧場が造られた場所でもあり、競馬神事が行われる場所でもあり、また日本最大の神馬像があったりすることなどから、「馬の聖地」「競馬の聖地」とされとるんじゃ。

これが証拠の日本最大の神馬像じゃ!

倒れてるじゃねえか!

ほうなんよ……。

2018年の台風被害で神木が倒れてな。

ちょうどそれが神馬像の方に倒れこんできたせいで、どっちもダメになってしもうたそうなんじゃ。

2018年の台風というと、関西空港などに大きな被害を出した台風21号のことですか?

ああ。

あのときの台風は大阪・神戸のみならず、滋賀県内でもようけえ被害を出したんじゃ。

実際、今回見た賀茂神社だけじゃのうて、以前行った近江八幡の沙沙貴神社でもでかい被害があったけえのう。

なんとも痛ましいことだな。

ただ、それでも徐々にではあるが、なんとか復興を進めとるそうなけえ、これからもしっかり応援していきたいところじゃな。


そんなわけで、競馬の聖地「賀茂神社」、みなさんもぜひ一度足を運んでみてつかあさい!

明日からは通常の「ぶらり散策」「食べ歩き」を紹介していくそうなので、また応援よろしくお願いいたします!
これに飽きずに、見てやってくれよな!

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


いまや「小説のキャラよりキャラが立っている」でおなじみの、同コラボノベルの作者。

行動力の化け物。

昔バンド活動をやっていたときは音楽漬けの生活をしていたが、

作家/ライターの生活に移ってからは本漬けの日々を送っている。

そのわりには動き回ることを止めないのはなぜなのか。

目下のところ、それは謎である。


「物書きが自分の足で情報を探さんようになったらおしまいじゃ(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、根が優しく義理堅い人情派。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、だからといって他の野球ファンを貶めることはない。野球好きに貴賎はないというのが信条。


「三食食えて野球が見られる。これ以上の幸せがあろうか……。あとはこれでまたカープが優勝してくれりゃあ、言うことなしじゃ……」とは作者のコメント。


今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなものまで見るんだ!」「ふつうそんなところなんか行きませんよ!」とキャラにつっこまれても、「勉強のためじゃけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。


ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。


武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。


石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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