09話 【変】源義経が北海道に落ち延びた?
文字数 913文字
いつも言うな!
わしが変わり者みたいじゃろうが!
ダメだ、こいつ……。
で、今岡先生が変人なのはいいとしまして、
「源義経が北海道に」ってどういうことなんですか?
そういう話ってありましたっけ?
一応聞いたことはありますね。
源義経が中国へ渡って、ジンギスカンとなったというあれでしょう?
おう。
実はその変形でな。
「源義経が中国に渡る前に北海道に渡って、
そこでアイヌの民から敬われた」
という話があるんじゃ。
ああ。
これがその証拠、「義経神社」じゃ!
おう。
義経が現地で農耕やら船の製法やらを教えた結果、
神様扱いされたという伝承があるんじゃ。
なにしろその一方で、さまざまな宝を強奪するわ、
村娘をだまして自殺に追いやるわ、
悪逆非道な伝承も同時に残っとるけえのう。
どっちなんでしょう……?
わからん!
この伝承自体がかなり眉唾ものなんじゃけえ、
そこを論じてもはじまるまいよ。
事実は「北海道の平取町に義経神社がある」いうことぐらいじゃけえな。
北海道旅行ついでに、いろいろ調べとったら、ここに行きあたった。
おもしろそうだから、これはこれで見に行ってみた。
ただこれだけのことよ!
ここにおる!(キッパリ)
そんなわけで、源義経伝説が残る北海道の「義経神社」、みなさんもぜひ北海道訪問の際は足を延ばしてみてつかあさい!
行かれていない県はあるんでしたっけ?
北海道は、馬が好きじゃけえ、わりと行きよります。
2018年の9月はJRAの育成牧場見学を申し込んどったんじゃが
あいにくのブラックアウトで北海道全域停電になったんで
それどころじゃあ、ありゃあせんでしたがの(苦笑)