16話① 【変】黄金の国ジパングの「えりも黄金トンネル」

エピソード文字数 1,122文字

北海道の「えりも岬」って知っとるか?

ええ。

歌とかにもなってるほどですからね。

名前ぐらいは知っていますよ。

えりもの春はなにもない春、とかだっけ?

おう。

もっとも、えりも岬付近は春じゃのうても

特になにもないんじゃがな(笑)

言い切ったな!

観光でいくやつはそこそこおるが

基本、そういうのがなければ行かんところで。

そりゃ、そうでしょうね。


さすがにお前さんも

そこには観光でいったんだろ?

ああ。

もっとも観光らしい観光はできんかったがな。

観光できなかった?

うむ。

ちょうど9月の地震で、

北海道全域が停電中のときじゃったんでな。

観光施設は軒並み休業しとったんじゃ。

そういうときでも

ジッとはしていないんですね。

北海道各地に点々と宿をおさえとったんでな。

移動するより他なかったんじゃ。

そいつは、しょうがねえな……。

もっとも、中には公営の博物館が

停電なのに開館しとるいうところもあってな。

「現在、停電中でまっくらなんですけど、

 懐中電灯をお貸しするのでよかったら見て行ってください」

言うてくれるとこともあったがな。



マジかっ!?

ああ。

無料なのに、ようやるのうと思うたわ(笑)

しかも無料だったんですか!

うむ。

『えりも町郷土資料館「ほろいずみ」・水産の館』いうところでな。

これがそうじゃ!


で、ここは町営なので、無料だったわけなんじゃ。

無料の博物館を懐中電灯てらしながら歩くとか

それまで経験したことなかったんで、

あれはあれでおもしろい経験になったわ。

えりも町郷土資料館のみなさん、

あの節は本当にお世話になりました!

しかし、今回はここが「変わり種スポット」

ってわけじゃないんですよね?

さすがにお世話になった博物館を

そがいな紹介の仕方はできんで。

もっとも、あのノリのええ人らじゃったら、

むしろ「そっちで紹介してください!」言うかもしれんがな(笑)

今回は「変わり種スポット」として紹介するのは

「えりも黄金トンネル」だっけ?

おう、ほうじゃな。

もともとはさきに「えりも黄金道路」いうのがあってな。

そこにできたトンネルじゃけえ、その名が付いとるんよ。

すごそうな名前ですね。

もしかして黄金が敷き詰められているとか?

お、いきなり惜しいところを突くのう。

でも、それじゃないんじゃ。

じゃあ、金を敷き詰めているわけじゃないけど、

金色の道路とか?

違うのう。

ちなみに道路には石碑も立っとるんじゃが

道路も石碑も金色ではないんじゃ。

たしかに金色じゃあねえな。
では、このあたりで昔、金が採掘されたとかでしょうか?
ありがちな話だな。

うむ。

ありそうな話じゃああるが、

でも、それでもないのう。

じゃあ、もうわからねえ!

さすがに私も降参ですね。


なんじゃあ、もう降参か。

ほいじゃあ、答えは次のページで

紹介しちゃろうかいのう。

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


いまや「小説のキャラよりキャラが立っている」でおなじみの、同コラボノベルの作者。

行動力の化け物。

昔バンド活動をやっていたときは音楽漬けの生活をしていたが、

作家/ライターの生活に移ってからは本漬けの日々を送っている。

そのわりには動き回ることを止めないのはなぜなのか。

目下のところ、それは謎である。


「物書きが自分の足で情報を探さんようになったらおしまいじゃ(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、根が優しく義理堅い人情派。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、だからといって他の野球ファンを貶めることはない。野球好きに貴賎はないというのが信条。


「三食食えて野球が見られる。これ以上の幸せがあろうか……。あとはこれでまたカープが優勝してくれりゃあ、言うことなしじゃ……」とは作者のコメント。


今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなものまで見るんだ!」「ふつうそんなところなんか行きませんよ!」とキャラにつっこまれても、「勉強のためじゃけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。


ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。


武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。


石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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