04話① 【レア】ラピュタは本当にあったんだ!
文字数 817文字
うん?
なんじゃ?
なんでじゃ!
わしは正気じゃ!
くっちゃべってんじゃねえよ!
いえ、今岡先生の言動があまりにも…………。
うん?
…………悪いことは言わねえ。
お前、ちょっと休め。(優しい目)
作者に向かってなんちゅう言い草じゃ!
しょうがねえだろ?
誰だって正気を疑うわ!
武松さん、武松さん。
あなたも今のご時世のいろいろな規制にひっかかりかねない言い方していますよ。
ああん?
いいんだよ。俺もお前も今のご時世に即したキャラじゃねえだろ!
それで押し通せよ!
泣くな!
マジで行ったんじゃって!
おう。
ラピュタは本当にあったんじゃ!
父さんは嘘つきじゃなかったんじゃ!
ま、冗談はさておきな。
わしが行ったのは和歌山は友ヶ島、通称「ラピュタ島」いうところなんじゃ。
当たり前じゃ!
わしをなんじゃと思うとるんなら!
いえ、今岡先生のふだんの行いから、
そう考えてしまったんですけどね。
……まぁ、ええ(震え声)。
で、ここはな、「リアルの無人島で、かつ、明治時代に作られた砲台跡などの遺構が自然とマッチしておって、さながらラピュタの世界のような風景を作っておる」ことから、いつしか「ラピュタ島」という別名で呼ばれるようになったんじゃ。
おう、こればっかりは実際に見てもらった方がわかりやすいの。
こんな感じじゃ!