24話  【変】三英傑+1の像がある名古屋「円頓寺商店街」

文字数 716文字

三英傑って聞いたことがあるか?
たしか、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三人でしたっけ?

おう、ご名答。

じゃあ、三人の出身地がどこかわかるか?

以前、どこかで言っていましたね……。

東海地方の方でしたっけ?

答えは三人とも愛知県じゃ!
ほんと、すごい話だよな。

ほうじゃの。

で、とくに織田信長と豊臣秀吉は名古屋出身なんでな、

名古屋市の円頓寺商店街には、その金銀銅の三英傑像があるんじゃ。

これがそうじゃ!

ちょっと待て!

最後、なんか混じってましたよ!

ばれたか(笑)

ばれたか、じゃねえよ!

あれはなんだったんですか?
あれは水戸黄門像じゃな。
水戸黄門像がなんであるんだ?

実はあの像は地元名古屋の不動産会社が、

「三英傑の像がそろった場所がないのはさみしい。

 地元名古屋にこそそれを作るべきだ」

として、日本美術専門学校に依頼を出して作ったものらしいんじゃ。

で、水戸黄門は?

その不動産屋が好きだったそうな。

ちなみに水戸黄門は水戸出身であり、

名古屋の地に居住したこともない。

スポンサーの完全な趣味じゃな(笑)

マジか……。

本当は他にも前田利家像徳川吉宗像

大岡越前像も計画にあったそうなんじゃが、

日本美術専門学校側が「多い!無理!」いうて断ったそうな。

納期もあっただろうし、無理なら断るしかないな。

しかし、前田利家像はまだいいんですが、徳川吉宗像や大岡越前像って……

たぶん時代劇好きなんじゃろうなぁ(笑)
そんなノリでいいのか……?

誰に迷惑かけとるわけでもなし、それが観光名所の一つになるならば、よかろうて(笑)


そんなわけで、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑とおまけの水戸黄門が集まる街「円頓寺商店街」、みなさんも名古屋に行かれた際はぜひ足を運んでみてつかあさい!

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


いまや「小説のキャラよりキャラが立っている」でおなじみの、同コラボノベルの作者。

行動力の化け物。

昔バンド活動をやっていたときは音楽漬けの生活をしていたが、

作家/ライターの生活に移ってからは本漬けの日々を送っている。

そのわりには動き回ることを止めないのはなぜなのか。

目下のところ、それは謎である。


「物書きが自分の足で情報を探さんようになったらおしまいじゃ(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、根が優しく義理堅い人情派。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、だからといって他の野球ファンを貶めることはない。野球好きに貴賎はないというのが信条。


「三食食えて野球が見られる。これ以上の幸せがあろうか……。あとはこれでまたカープが優勝してくれりゃあ、言うことなしじゃ……」とは作者のコメント。


今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなものまで見るんだ!」「ふつうそんなところなんか行きませんよ!」とキャラにつっこまれても、「勉強のためじゃけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。


ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。


武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。


石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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