31話  【レア】長崎の世界遺産「軍艦島」

文字数 1,166文字

レアスポットといえば端島は外せんじゃろうな。
端島?
なんて読むんですか?

ああ。

これは「はじま」と読むんじゃよ。


聞いたことないですね……。

ほんまか?

世界遺産にもなっとるんじゃがのう……。

世界遺産……。

ってことは世界的にも知られてるんだよな?

もちろんじゃ。

もしかしたら正式名称より

通称の方が知られとるかもしれんがな。

通称は?
軍艦島。


それを先に言えよ!

長崎の軍艦島ならわかりますよ!

ほうか。

端島の方が正式名称なんじゃがのう。

で、行ったんですか?

ああ、むろんのことじゃ。

ただ、わしが行った日は波が高かったけえ、

上陸はできんと、周囲を周遊するいう感じにはなったがな。

これがそうじゃ!

ほう。

これは見事なもんだな。

けっこう近くまで行けるんですね。

まあのう。

じゃなきゃ、苦労して予約したうえに

4000円払わされたかいがないいうもんじゃ。


4000円っ!?

高くないですか!?

高いのう。

ここまで高いのはそうそうないで。

ちなみに上陸できんでも料金は同じじゃ。

マジかっ!?

正確には上陸する場合は、市が300円徴収するけえ、その場合は4300円になる。

4000円は船代じゃけえ、上陸しようがしまいが変わらんのんじゃ。


マジか……。

でも、上陸できない日とか、わりと多いんですか?

時期によるらしいな。

2月みたいな波の少ない時期は上陸率90%らしいが、

7月みたいに波の多い時期は上陸率が30%台なそうな。

ちなみにわしが行ったんも7月じゃったよ……。

そりゃ、行ったタイミングが悪かったな……。

ほうじゃのう。

なので、これ目的で行く場合は、なるべく波の少ない時期を選んでいくんがええじゃろうな。

ちなみに混むんですか?

以前、ラピュタ島を紹介していたときは、めちゃくちゃ混むと言ってましたが……。


混む!
だろうな……。

ただ事前予約ができんラピュタ島とちがって、

ここは複数の会社が運行しとって、

それぞれにネット予約ができるようになっとるけえ、

しっかり予約していくんがええじゃろうな。

もしその日の波が荒れとったり、悪天候じゃったりしたら

それはもうしょうがないもんと思うしかないわ。

最後は天に運をまかすほかないですね。

そういうことじゃ。

そんなわけで長崎のレアスポット「軍艦島」、みなさんもぜひ一度チャレンジしてみてつかあさい!

ここもいつかは行ってみたいんですよね。


大人だからこそ、あえてこういうところで全力の鬼ごっこをしたい!


無理だけど (´・ω・`)

長崎の軍艦島は移動範囲が限られとるし、船便もきちんとカウントされとるんで、鬼ごっこもかくれんぼも無理でしょうな。
一方、和歌山のラピュタ島は行きと帰りが別便で、希望すればキャンプや野宿もできるようになっとるんで、こっちは鬼ごっこやキャンプもできます。
前者は意図的に作られた人工島、後者はもともとガチの島なんで、その違いいうことでしょうな。

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登場人物紹介

今岡英二(天使)


いまや「小説のキャラよりキャラが立っている」でおなじみの、同コラボノベルの作者。

行動力の化け物。

昔バンド活動をやっていたときは音楽漬けの生活をしていたが、

作家/ライターの生活に移ってからは本漬けの日々を送っている。

そのわりには動き回ることを止めないのはなぜなのか。

目下のところ、それは謎である。


「物書きが自分の足で情報を探さんようになったらおしまいじゃ(笑)」とは本人の弁。


今岡英二(悪魔)


悪魔イラストの割りに、根が優しく義理堅い人情派。広島生まれ・広島育ちの根っからのカープファンだが、だからといって他の野球ファンを貶めることはない。野球好きに貴賎はないというのが信条。


「三食食えて野球が見られる。これ以上の幸せがあろうか……。あとはこれでまたカープが優勝してくれりゃあ、言うことなしじゃ……」とは作者のコメント。


今岡英二(お守り)


歴史オタク・読書オタク・漫画オタク・勉強オタクな今岡英二の変態担当、作家・ライター担当。自身の小説キャラを辟易とさせるなど、悪魔よりも悪魔っぽい存在。


「なんでそんなものまで見るんだ!」「ふつうそんなところなんか行きませんよ!」とキャラにつっこまれても、「勉強のためじゃけえの」と言えば大抵のことは許されると思っているなど、余計に性質が悪い。


ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


「Dr.ニコルの検死FILE」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役A。紳士然とした丁寧な語り口だが、作者に対してはたまに辛辣な物言いを吐く。たぶんストレスがたまっているんだね。


武松(ぶしょう)


「大宋退魔伝」の主人公。

作者・今岡英二のつっこみ役B。そろそろ「左近ちゃん 見参!」の三成にでもつっこみ役を代わってもらいたいと思っているが、同作のキャラアイコンが家紋なので却下され、最近やさぐれ気味。きっとストレスがたまっているんだね。


石田三成(いしだ・みつなり)


「左近ちゃん 見参!」の主人公。

同作ではいいツッコミ役を果たしていたが、作者の「キャラアイコンにしっくりくるのがなかったけえ、家紋にした」という一言のせいで、ここでは活躍の場を与えられないという憂き目に遭う。ごめんな。


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