第45話
文字数 419文字
あのね。分かっているから。自分が病気だって事。
僕はガバッと布団から起き上がり、かなえに向き直る。
「病気って、そんなこと無いし。かなえちゃんはかなえちゃんだし!」
叫ぶ様に言い放つ。
「よしんば病気だとしても、そんなかなえちゃんが俺は好きだし!」
「翔ぐん……」
ほら。優しいんだよ、翔くんって。空想の中でしか生きて来れらなかった私をさ、あっさりと受け入れてくれるんだから。いっぱいいっぱい我慢してもらっているよね、それでも優しくしてくれるよね、ごめんねこんな私で。あのね、もう少しだけ待って欲しいの。上手く言えないんだけどさ、もう少ししたら翔くんの事を受け入れられる気がするの。受け入れるって勿論セックスの事だよ。今はまだダメなの、今だと私壊れちゃう気がする。でも、本当にあと少ししたら、ちゃんと翔くんを受け入れられる。それがいつなのかハッキリ言えなくてごめんなさい、だからお願い。あとちょっとだけ我慢して。お願いします、お願いします……
僕はガバッと布団から起き上がり、かなえに向き直る。
「病気って、そんなこと無いし。かなえちゃんはかなえちゃんだし!」
叫ぶ様に言い放つ。
「よしんば病気だとしても、そんなかなえちゃんが俺は好きだし!」
「翔ぐん……」
ほら。優しいんだよ、翔くんって。空想の中でしか生きて来れらなかった私をさ、あっさりと受け入れてくれるんだから。いっぱいいっぱい我慢してもらっているよね、それでも優しくしてくれるよね、ごめんねこんな私で。あのね、もう少しだけ待って欲しいの。上手く言えないんだけどさ、もう少ししたら翔くんの事を受け入れられる気がするの。受け入れるって勿論セックスの事だよ。今はまだダメなの、今だと私壊れちゃう気がする。でも、本当にあと少ししたら、ちゃんと翔くんを受け入れられる。それがいつなのかハッキリ言えなくてごめんなさい、だからお願い。あとちょっとだけ我慢して。お願いします、お願いします……