第26話 バイオ医薬品の台頭
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患者さんがバイオ医薬品を使うかどうかは、生きるか死ぬかの問題。助かる望みがあるなら、払えるだけのお金を払って高額なバイオ医薬品を使うという患者さんは、つねに存在する。
特に、日本の場合は高額なバイオ医薬品への支払いも国民皆保険制度が部分的に補填してくれるから、ニーズは大きいわ。
大手製薬企業は、化学合成で次々「ブロックバスター」を生み出せるとは考えていないようね。自社のバイオテクノロジーを強化しようとしている。ほとんどが、バイオ医薬品の「ブロックバスター」候補を持ったスタートアップ企業を買収している。和倉さんが働いてきた創生メディカルも、そのひとつ。