登場人物紹介

文字数 1,881文字

登場人物紹介

・ディーン・シュバルツ

 本編の主人公。黒髪黒瞳の18歳の青年。

 ハンターになるべくポッケ村を目指し、その道中でエレンとフィオールに出会う。
 以後、村の案内人であったミハエルや、アイルーのネコチュウと共に、ハンターとして生きて行くこととなる。

 人間離れした身体能力を持ち、その力は本来とても頑丈であるはずの対大型モンスター用の武器が、耐えきれずに壊れてしまうほどである。

 また、感情が高ぶり過ぎたり、死に瀕すると瞳の色が(あお)くなり、更に驚異的な戦闘能力を発揮する。
 使用武器は太刀。現在防具はレウスシリーズを着用。

・エレン・シルバラント

 容姿端麗にして心優しき、自称没落貴族の令嬢。銀髪碧眼の17歳。

 謎の追っ手に追われていたところを、ポッケ村に向かう途中のディーンに助けられてからは、彼と共にハンターとして生活するようになる。
 当初ははっきり言って役立たずであったが、今では立派に彼等のパーティの一員として、重要な要員となってきている。

 自称してはいるものの、その素性は謎に包まれている。立ち居振る舞いからは、貴族出身であることは間違いないのだが……

 最初は腕力が無かったため、ライトボウガンを使用していたが、現在の装備は弓。
 防具はフルフルシリーズ。

・フィオール・マックール

 槍一本で王都に迫った老山龍ラオシャンロンを退けた生ける伝説、老雄フィン・マックールの嫡男。

 冷静沈着で礼儀正しい20歳の青年。茶色い瞳と、髪の毛は色草で青く染めてある。
父親譲りの槍裁きは玄人ハンターをも唸らせる実力の持ち主。
 ポッケ村に向かう途中にディーンとエレンに出会い、その後大きな戦いに巻き込まれていく。

 ディーンの力を目の当たりにして、彼への態度を変えなかった稀有(けう)な人物である。ある意味、器のでかさは奇談随一かも知れない。

 以前はランスを使っていたが、パーティの編成を見てガンランスへと持ち替える。
 防具はレイアシリーズ。

・ミハエル・シューミィ

 ポッケ村出身のフラヒヤ山脈“元”案内人。

 現在は、ディーン達とともにハンターとして活動している、黒髪黒瞳の21歳の青年。
 今は亡き父親もハンターで、優秀な双剣使いであり、その父の教えを受けていたミハエル自身もかなり腕が立つ。

 基本的にアタッカーになる双剣使いであるが、チーム内にそれ以上のアタッカーであるディーンがいるため、どちらかと言えばトリッキーな動きでモンスターを翻弄する。
罠の設置や、索敵、調合なども器用にこなし、実はハンターとしての完成度は誰よりも高い。実は、天才肌の人間である。

 基本的に善人であり、“善意が服を着て歩いているような男”とよく言われている。
 前記の通り双剣の使い手であり、防具は父の形見でもあるギザミシリーズ。

・ネコチュウ
 
 ミハエルと共に暮らしているアイルーのオス。現在8歳。
 腹の部分以外はネズミ色の毛並みなので、この名が付いた。名付け親はポッケ村の村長である。

 基本的には恐がりであるが、小さな体に似合わず、いざという時は勇敢。
 時にはオトモアイルーとして、時にはそれ以外のサポート要因として、ディーン達を支える優秀な人(猫)物である。
 口癖は「にゃんぷし」

ムラマサ・ミドウ

 通称“マーサ”。
 ディーン達が来る前に、ポッケ村でハンターをしていたが、轟竜ティガレックスに片足を重度の傷を負わさせられて、ハンターを引退した三十半ば過ぎの男。
 現在負傷した足は義足になり、私生活には問題がないようだ。
 本来頑丈であるはずの対大型モンスター用武器を、自身の力のみで砕いて見せたディーンの腕に惚れ込んで、彼専用の太刀を作ると言う。
 東方の島国、シキの国出身であり、(たたら)錬成法という技術を持っている。

・シア・ヴァイス

 雪のように真白(ましろ)い肌に、腰まで届く真白(ましろ)い髪、身に纏うは真白(ましろ)いドレス。瞳だけが血のように真紅(あか)い謎の童女。
 外見的には10~12歳程だが、成人男性だけでなく、飛竜種をも震え上がらせる存在感と威圧感を持つ。
 ディーンと何らかの関係があるらしいのだが、一切は謎である。

・ルカ

 真紅の外套に身を包み、フードを目深にかぶった謎の男。
 本来名は持っていなかったのだが、シアによってルカと命名された。
 ディーンとの面識があるようだが、素性、目的などは一切謎である。
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