第22話 【告知】来年、炭鉱町小説を書きます!

文字数 1,598文字

僕は元炭鉱町に住んでいる人間なので、
炭鉱のことを小説にしようと思う。
炭鉱のこと書いてる小説家で一番有名なのは
夢野久作だよー。
Twitterには、
次に書く、構想中の長編は
夢野久作の短編や犬神博士でも
出てくるようなネタやる予定だよー。
準備、半年かかるかもだけど
そのときはよろしくねー、
と、書いた。
作家友達には、
夢野久作は父が政客の杉山茂丸で、
その反発をした人生を歩みつつ、
やっぱり父や地元のこと、
多くは政治的観点からネタにしてるんだよね。
ドグラ・マグラじゃなくて、
今回はそっちを探る。
三一書房版の夢野久作全集は読破したよ! 
夢野久作大好き、
とリプライした。

知られてない作家だと、
それなりに炭鉱のことを書いた作家はいる。
けど、ネームバリューなら、
夢野久作がダントツだ。
杉山茂丸が炭鉱を買収しようとした、
ってこともあるし、
夢野久作は九州で
新聞記者をやっていたこともある。
地元のことがわかっていたひとだし、
知らない人に説明を加えると、
九州は日本の炭鉱のメッカだ。

で。
炭鉱の研究本を書くひとは
それなりの人数がいるのだが、
小説で書くとなると、
ちょい問題が生じる。
生じないやり方もあるが、
今回、僕はそこにも切り込もう、
と思っている。

まだ明かせないけど、
一応、フィクションということと、
Web掲載という関係から、
北海道なのか九州なのか本州なのか、
わからないナーロッパ方式を採用する。

ひとがよく死ぬ、しかも強面揃い、
まだ関係者は生きているひともいる、
そこを面白おかしく書いたら、
ぶっ殺される可能性すらあるし、
現実でその関係とかあって、
目が血走った人たちなどから
ヤバい目に遭わされそうになったり
「余計なこと言うんじゃねぇ」と
凄まれたことが何度もあるけど、
今回は、
その、余計も余計、書かなきゃ良かったなぁ、
ってなりそうなことも書く予定だ。
サイトの規約で書けないことには
踏み込まないけどね。

ただ、僕に、書き切れるか、
という問題はついて回る。
書いたら関係者たちから非難されるだろう。
だが、フィクションということで、
大目に見てほしい。
あと、僕がここにこの文章を書いたことで、
先回りして炭鉱小説を書く人が
たくさん出てきて、
僕が霞んで見えるほどの
傑作小説を書くかもしれない。
だが、それはそれ。
僕は僕で書くし、
ネタがその人らと被っても、
知ったことじゃない
(最近、違う作品で、似たことを
 地元のネットテレビドラマでやって、
 大盛況である。まるで僕が後発かのようだが
 それは違う。僕の方が早いし、面白い)。

それはともかく、
炭鉱町を正面から捉えた作品でも、
逆に雰囲気だけの作品でもなく、
僕なりに考えて、
現代性を持った作品にする。
若い人たちにこそ読んでほしいからだ。

さっき書いたけど、
構想はだいたい決まったけど、
準備に半年以上かかるかもしれないし、
頓挫はしないようにするけど、
勉強不足で描き切れないであろうこと、
現実に反してるとか、
時代考証など、「警察」って呼ばれる人からも
怒られるかもしれない。
下手を撃つとリアルに殺される題材でもある。
だから先手を打ってこの文章を書いてるのだが、
僕の立場がわるくなったり、
知り合いたちに迷惑をかける結果に
なるかもしれない。

先に謝っておきます。
僕、踏み込まない方がいい類の
小説を書くよ、ごめん。


それを踏まえて。
夢野久作だって、かなりヤバいのを
たくさん書いた。
僕もそれに倣おう。

連載小説にするし、
連作形式にするので、
構想通りにはならないと思われる。

けど、来年中には
書き始められるように
頑張ります。
COP26があった今だからこそ、
今ぶつけた方がいいと思うんだよね。

長く書いちゃったけど、
そんなわけでその時はよろしくお願いします。
他の連載小説も、
続行していくので、
亀更新になっちゃうけど、
今、僕がやりたいことやります。

ではでは。
成瀬川るるせでした!




付録:『坑道カナリアせおりー』(仮)の
    キービジュアル!!

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