第61話 Scrivenerを使う原稿、使わない原稿

文字数 1,088文字

 僕はMacで文章を書くようになった。ほぼ、Macしか使わない。
 この文章はegwordで書いている。
 今、僕は私小説の連載をしていて、一話完結式なのと、Winからの引き継ぎの関係で、Word365を使っている。
 その他、単発で短編を書くときはegwordを使っている。雑文を書くのもこのソフトだ。
 雑記帳にアウトラインをだーーーー、っと書いちゃって、ほぼフリーハンドで書くときは、egwordが、余計なものはないし原稿用紙モードも使えるし、とても良い。文字数カウンタも、日本仕様だし(笑)。
 そういう意味で、コンピュータを使わなかった頃や機材が選べなかった頃の書き方のときは、圧倒的にegwordが便利だ。
 一方で、あの下線を引いてくるWordも、使いどころはかなりある。事務仕事のときにも使うので、手放せないということは、手慣れている、ということでもあって。


 だが、ウェブ資料(ウィキなど)や、図(Scappleでつくる相関図など)、表(キャラクター表など)、イラスト(キャラのイラストなど)を一括してまとめて、締め切りなどのオーダーを見ながらザクザク書くなら、Scrivenerが最強だ、Macでは。
 いろいろあるが、オーダーをちらちら確認するの、結構必要だし、どうでもいいメモや草稿もぶち込んでおいてたまに見ながら本文を書くのがシームレスなのは最高だろう。
 そして、長文に特化している点も最高。章ごと、ブロックごとに書いて、順番入れ替えて統合してエクスポート出来るのは、絶対そのうち使うことになる(僕の次の長編はScrivenerで書くことになると思う)。

 ずっと前に、僕は資料をまとめるのをScrivenerでやって、本文はそれを見ながらegwordで、って書いたことがあるのだけど、互換性のことを考えると、複数のOSでリリースしているScrivenerの方が、egwordよりも便利だ、と思うようになった。

 と、書いているが、この原稿はegwordで書いている。直感で書くのには、軽く動いて余計なものがないのが一番だから、これで良いのである。iTextは、前は重宝したけど、egwordに慣れると、どうも使う頻度は減るようになる。

 まあ、そんなこんなで、やっぱScrivener良いわ、という話だ。ちょうど、noteの自主企画の原稿を書くのに、Scrivenerじゃないと効率が落ちることがわかったので、自主企画の原稿の前にこの文章を書いた。原稿を書け、という話だが。

 なお、IMEはかわせみ3を使用している。標準のIMEは、小説には向かないことを付け加えておく。
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