第26話 創作TALK2019年

文字数 1,615文字

自分の創作活動を振り返る、2019年【再録】
2019年の創作活動と来年の目標
去年、僕は次の一年に向けて、こんな目標を立てたのでした。




「 来年の目標は、すでに決まっていて、それは二つある。

1.『死神はいつも嘘を吐く』を10万文字以上のボリュームの作品にする。

2.エンターテインメントな百合小説を書く。              」



……ども、こんにちは。成瀬川るるせ、と言います。NOVEL DAYSを主戦場に、執筆活動をしています。

 今日は『企画・創作TALK』さんの年末恒例の企画にのって、今年一年の自分の創作について振り返ろうと思います。

 今年一年を振り返ると、栄光と転落、というエキサイティングな言葉で括れると思います。と、いうのも、NOVEL DAYSの総合ランキングで一位を二作品で取ったということ、そして、その後、転がるように落ちていった、ということがあったからです。

 一位を取った作品は、『偽典・蘆屋探偵事務所録』と『死神はいつも嘘を吐く』の、二作品です。

 『死神~』については、目標の10万文字を越えて、15万文字以上になったのですが、熟考した結果、削ろうと思い立ち、約5万文字削ったところ、人気がいきなり低下し、転がるように落ちていったのでした。

 一方の『偽典』は、自主企画としてスタート、そこから方向転換し、連載をつづけた作品です。10万文字を越えたくらいで、完結にしました。連作短編なので、続けることは可能だったのですが、綺麗に完結させよう、と思って。



 去年立てた目標のもうひとつ、百合小説に関してですが、それは『夢浮橋モダン天鵞絨』に、結実しました。エンタメは、できなかったですね。シリアスな〈殺伐百合〉となりました。

 百合は、また挑戦したいですね。僕には望まれてはいないかもしれないですが。



 僕が成瀬川るるせという名義を使い始めてから、一年半が経過しました。今、連載している『文芸部は眠らせない』を、しばらくは主軸にして書いていこうと思っています。

 去年の僕は、チャレンジャーでした。でも、今は完全なチャレンジャーとは言いづらい立場にいます。いうなれば、アベンジャーかな、ゲーム風に言うと。





 とりあえず、頂点は見た。

 そこに広がるのは美しい景色だった。





 でも、僕は落ちて、リベンジする立場になった。

 逆に、防衛戦みたいなことをする必要がないのは、来年の僕の強みとも言えるけどね。まあ、浮き沈みはあるよねーってことで。日本という国は、一度転落するとリベンジが成功しにくい土壌があると僕は思っているのですが、長く執筆活動を続けるためには、そうも言ってられないですよね。

 来年の目標ですが、「書き続けるための、下準備をする」ことかなぁ、と思いますね。僕は、なにか専門があるかというと、なにもないので、なにか、強化したいですね。年々、いろんなことに興味が薄れてくるし、新しいチャレンジが出来づらくなっていくんですよ。年齢を重ねながら、いつも目をキラキラさせるのは難しい。

 あ。

「キラキラした学園生活を送りたい!!」

 って、ダメですかね。

 そうですね、恋人がいない歴がヤバいことになっているので、いわゆる妖精さんになってしまう日も近い!

 ヤヴァい!!

 はぁ。今年はインプット、ほとんど出来なかったなぁ。書くための資料はひたすら読んだけど。

 去年のこの創作TALK作成に関しては、簡単なプロットつくったんですよ、構成も考えて。でも、今年はフリースタイルで書いてしまいました。なぜなら、これだ、っていう目標がなくて、目標を見つけることが半ば、目標になっているという状態で、構成もなにもないよね、というお話。

 さて。不透明だぞ、来年に向けてのビジョンが。困った困った。困りつつ、来年がどうなるのか、自分でも楽しみでは、あるのです。一からやり直しだからね、いろいろと。何度、最初からやり直せばいいのやら。

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