Quest27:武技を習得せよ【後編】

文字数 7,093文字

◆◇◆◇◆◇◆◇

「……空、破、ざ~ん!」

 フランは剣を一閃させたが、その勢いに振り回された。
 そのまま一回転して力尽きたようにその場にへたり込んだ。
 時刻は夕方、遠くからカラスに似た鳴き声が聞こえてくる。
 あれから数時間を訓練に費やしたのだが、武技は1つも習得できなかった。

「……今日はこれくらいにしておこうぜ」
「あたしはまだやれるよ」

 フランは剣を支えに立ち上がったが、膝がガクガクと震えている。
 生まれたばかりの子鹿のようだ。

「できた、わ」

 グリンダは立ち上がり、歩き出した。
 10メートルほど進んだ所で立ち止まる。

「術式選択、能動結界(アクティブ・フィールド)

 呟くが、目に見える変化は何も起きていない。
 MPが1%減っているので、魔法を使ったのは確かなようだが。

「魔法を撃っ、て」
「大じょ……大丈夫ですね」

 グリンダの魔法は優に当たるが、優の魔法はグリンダに当たらないのだ。

「術式選択! 炎弾!」

 グリンダに向けて魔法を放つ。
 炎弾は真っ直ぐに進み、霧散した。
 突然現れた透明な壁に阻まれたのだ。
 いや、半球の1部と言うべきか。

「能動結界解除」

 ふぅ、とグリンダは小さく溜息を吐いて優の下に戻ってきた。

「どうやったのよ!?」
「既存の魔法を合成したの、よ」

 シャーロッテが身を乗り出すと、グリンダは小枝で地面に図を描き始めた。
 屋外ということもあってか、適当な図だ。

「術者の周囲に探知用結界を作っ、て」

 グリンダは○と|で人間を描き、人間――正確にはその足を中心とした同心円を描く。

「探知用結界の内側に防御用結界を発生させる領域を設定しておく、の。一定条件を満たした物体が探知用結界に触れると、内側にある防御用結界の1部が瞬時に展開するという寸法、ね」
「要するにセンサーに触れた部分だけが実体化するってことですね」
「……そう、よ」

 センサーという単語を理解できなかったのか、グリンダは間を置いてから答えた。

「欠点もある、わ」
「どんな?」
「センサーがそれなりに大きいから本人には当たらない攻撃にも反応する、の」
「結界そのものを小さくすればいいじゃない。もしくは前面だけにするとか」
「それだと龍の吐息のような攻撃に対して不安が残る、わ。走り回れば効果的に運用できると思う、の」
「避け損ねたら魔力がガンガン減っていくわけね」

 シャーロッテは渋い顔をしている。
 グリンダの魔法は魔道士が移動砲座であることを前提にしているように思える。

「あとで教えてくれる?」

 ええ、とグリンダが頷く。

「お金は取らないんですか?」
「1日拘束してしまった御礼、よ」

 そう言って、グリンダはフランを見つめた。

「く~、は、ざ~ん」

 フランは力なく剣を振り、膝を屈した。

「こ、こう、何か、もにゃもにゃしている感じはあるんだけどねぇ。こう、切っ掛けがあればヒュボッて……」
「疲労困憊で言語中枢がピンチ、ね」

 グリンダは淡々と感想を呟いた。

「お~い! 坊主!!」
「バーミリオンさんの声だ!」

 立ち上がって声のした方を見ると、バーミリオンが大きな包みを背負って近づいてきていた。
 大きさから察するに1振りだけではないようだ。

「できたぞ! 俺の最高傑作が!!」

 バーミリオンは優の前で立ち止まり、包みを下ろした。
 布を解くと、長方形の箱2つと正方形の箱1つがでてきた。

「お、何だ何だ」

 いつの間にやって来たのか、エドワードとベンが箱を覗き込んだ。
 フランがかなり遅れてやって来る。
 鞘に収めた剣を杖代わりにして今にも倒れそうな有様だ。

「どうだ!」

 バーミリオンが長方形の箱を開けると、その中には鞘に収められた剣が入っていた。
 実用本位で作られているのか、柄の拵えは無骨そのものだ。

「……少し怖いですね」

 アルビダが怯えているかのような表情を浮かべて呟く。

「触ってもいいか?」
「こいつは坊主のもんだ」

 バーミリオンは仏頂面でエドワードに言い放った。

「ユウ、いいか?」
「ええ、どうぞ」

 エドワードは剣を手に取り、鞘から抜いた。
 漆黒の刃が太陽に照らされて濡れたような輝きを放つ。
 その輝きは妖艶で、背筋が凍るような迫力を宿している。

「見た目よりも重いな」
「俺には見た目通りの重さに感じられたがな」

 エドワードは具合を確かめるように剣を持ち直しながら優達から離れる。
 膝を屈めて腰を落とし、前方にある木を見つめる。

「空破斬!」

 裂帛の気合と共に剣を一閃させる。
 フランに見せた時と同じように光の刃が放たれた。
 ただし、白ではなく、黒だ。
 黒い光の刃は一直線に突き進み、行く手に立ち塞がる木々を薙ぎ倒した。

「スゲー!」

 エドワードは剣を見下ろして叫んだ。

「縮地!」

 一瞬にして姿が掻き消え、15メートルほど離れた所に現れる。
 どうやら、空破斬の威力が増しただけではなく、縮地の距離も伸びたようだ。

「闘気刃!」

 白い光が剣を覆い、黒い光が剣から噴き出す。
 白と黒の光は混じり合うことなく、それでいながら互いに互いの力を引き出し合っているように見える。

「スゲー! スゲー!!」
「子どもみたいですね」

 髪の毛が入っているだけとは言え、誉められて悪い気はしない。

「……ありがとうよ」
「いえいえ、どういたしまして」

 エドワードは戻ってくると剣を差し出してきた。
 譲ってくれと言われると思ったが、考えすぎだったようだ。
 だが、優が剣に手を添えても、エドワードは放そうとしなかった。

「エドワードさん?」
「あのよ、この剣を譲ってくれねーか? もちろん、金はいくらでも払う。性能もそうだが、この剣に惚れちまったんだ」

 エドワードは剣から手を放すと土下座した。

「え、え、エドワードさん!?」
「坊主、剣はもう1本ある。どうするかはお前が決めろ」

 救いを求めて視線を向けると、バーミリオンは後押しするかのように力強く頷いた。

「分かりました。この剣をエドワードさんに譲ります」
「そうか!?」

 エドワードは喜色満面という表情を浮かべ、恭しく両手を差し出してきた。

「辺境の勇者エドワード、ありがたく頂戴いたします」
「はい、どうぞ」
「軽いな~」

 優が剣を差し出すと、エドワードは嬉しそうに剣を受け取った。

「エドワード様、その剣は不吉な感じがします」
「そう? あたしは……ああ、でも、いい感じはしないわね」
「禍々しい気配を感じるな」

 アルビダ、シャーロッテ、ベンはエドワードを囲んで好き放題言い放った。

「俺は気にしないぜ。きっと、こいつはいい相棒になってくれるさ」

 エドワードは剣の柄に口付けし、

「ほわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 いきなり仰け反った。

「やはり、呪いが!?」
「早く捨てて、そんな剣!」
「いや、そうじゃねーんだ」

 エドワードは女性陣を手で制した。

「剣の柄にキスした瞬間、得も言われぬ快感が尾てい骨から込み上げてきたんだ。カマを掘られたことはねーが、カマを掘られるってこんな感じだ」
「バッドステータスとか、バッドステータスとか、バッドステータスとかないですか?」
「全部同じじゃねーか」

 ん? とエドワードは剣を見下ろした。

「どうかしたのか?」
「いや、さっきより剣が軽くなってる」

 エドワードは再び優達から離れて剣を振った。
 演武というヤツだろうか。
 その動きは淀みなく、一挙手一投足が洗練され、まるで舞踏のようだ。
 アルビダ、シャーロッテ、ベンはポカンと口を開けている。
 どうやら、ここまで見事な演武を見るのは初めてのようだ。
 ヒュン、ヒュンと刃が風を斬るたびに黒い光が舞い散る。
 しばらく演武を続けていたが、気が済んだのか、こちらに戻ってくる。

「バッドステータスはないみたいですね」
「ああ、そうみたいだな」

 エドワードは頷きながら認識票を取り出し、目を見開いた。

「どうかしたのか?」
「ああ、ステータスが変更されてる」

 そう言って、認識票を見せる。

 エドワード
 Lv:50 体力:40+3 筋力:35+3 敏捷:50+10+3 魔力:1
 魔法:なし
 武技:縮地、空舞踊、闘気刃、空破斬、限界突破
 スキル:敏捷値補正、剣の守護(物理・魔法耐性アップ、状態異常耐性)
 称号:女誑し、ハンター、ゴブリン・キラー、プラント・ハンター
    龍殺し、神殺し、ソード・マスター

「キターッ!」

 イエス! イエス! とエドワードはガッツポーズ。
 ステータス補正に加え、スキルと称号まで獲得すればこうなるだろう。
 へへへ、とだらしなく相好を崩しながら剣を鞘に収め、大事そうに箱にしまった。

「悪いな。こんなにいいものをもらっちまって」
「金はいくらでも払うって言ってなかったかし、ら?」
「言葉の綾だよ」

 エドワードはグリンダに言うと咳払いをした。

「で、いくら払えばいい?」
「……」

 神妙な面持ちで問い掛けられ、咄嗟に言葉が出てこなかった。
 かなりの金額を吹っ掛けられると思うが、どうも違う気がする。
 あの剣はそうなるべくしてエドワードの手に収まったという気がする。
 それにあれだけ喜んでくれたのだ。
 それをお金に換算するのは間違っているような気がした。

「お金はいりません」
「いいのかよ!?」
「その子も喜んでいるみたいですし、大切にしてくれればそれだけで満足です」

 あー、うー、とエドワードは唸り、頭を掻いた。

「……分かった。大切にするし、お前がピンチの時には何を置いても駆けつける。それでいいか?」
「十分です」

 優が手を差し出すと、エドワードはしっかりと握り返してくれた。
 友情の証と考えればこれ以上のものはないと思う。

「それで、こっちの箱には何が入っているんですか?」
「今開けるから急かすな」

 バーミリオンは2つの箱を開けた。
 長方形の箱には柄の形が異なるものの、エドワードと同じ剣。
 正方形の箱には小振りな盾が入っていた。

「こっちはフランさんですね」

 ああ、とフランは頷き、剣を握り締めた。

「こいつは……軽いね。それに頭の中がすっきりした感じだ」

 フランは剣を握り、優達から離れた。

「空破斬!」

 剣を鞘から引き抜き、一閃させる。
 黒い光の刃が放たれ、木の幹に傷を付ける。
 エドワードが見本として放った空破斬よりも威力が小さい。

「縮地!」

 フランの姿が掻き消え、7メートルほど先に現れる。

「闘気刃!」

 剣が光で包まれるが、割合としては白が3、黒が7という感じだ。

「縮地!」

 フランの姿が再び掻き消え、

「空舞踊、空ぶ……」

 ドタッという音と共に落下してきた。
 どうやら、空中に足場を作る武技――空舞踊は上手く使えなかったようだ。

「一瞬だけ落下が止まった、わ」
「う~ん、どうやら、あたしじゃ完璧な足場を作れないみたいだね」
「でも、一瞬だけでも落下を止められるんなら大したもんですよ」

 攻撃のタイミングを外すという使い方ができそうだ。

「次はこいつだね」

 フランは盾を手に取ると腕に装着した。

「随分と小さな盾だね。こんなんで攻撃を防げるのかい?」
「そいつは攻撃を流したり、殴りつける時に使うもんだ」

 フランが腕を回しながら言うと、バーミリオンは仏頂面で言った。

「……よし」

 フランは優達から離れ、盾を構える。

「不破城砦!」

 何も起きない。
 どうやら、武技は発動しなかったようだ。

「闘気盾!」

 白と黒の光が盾を包む。
 闘気刃と同じように白が3、黒が7という割合だ。

「咆哮!」

 フランが叫ぶと、空気がビリビリと揺れた。
 だが、ベンの咆哮に比べると威力がかなり小さく感じられる。

「……そう言えば」

 FPを見ると、65%と表示されていた。
 徐々に回復しているが、武技を1回使うとFPが5%ずつ減っていくようだ。

「認識票はどうなってます?」
「認識票は……」

 フランは認識票を引っ張りだし、顰めっ面で見えるように突き出した。

 フラン
 Lv:22 体力:10+10 筋力:10+10 敏捷:21+10 魔力:1
 魔法:なし
 武技:空破斬・未完、縮地・未完、空舞踊・未完、闘気刃・未完、闘気盾・未完
    咆哮・未完
 スキル:××××の加護
 称号:××××の××××、ゴブリン・キラー、神殺し

「全てに未完が付いてる、わ」
「剣と盾の補助で使えてるってことじゃねーか?」

 エドワードが首を傾げながら言う。

「ともあれ、フランさんが武技を習得することができました」
「武技を習得することはできたじゃないかし、ら?」
「う、うっさいね! 使えりゃいいんだよ、使えりゃ!」

 フランはムッとしたように声を荒らげた。

「そいつの銘はどうするんだ?」
「俺は決めたぜ。この剣の名前はドロシーだ」

 何やら、竜巻に乗って何処かに飛ばされそうな名前だ。
 まあ、剣に性別はないから女の子の名前でも大丈夫だろう。
 男の子、いや、男の娘だったら大笑いだ。

「こっちはどうするんだい?」
「……じゃあ、剣はサブ・ホイール、盾はトライシクルで」
「面白い名前だね。なんて意味だい?」
「補助輪と三輪車です」
「何だか、馬鹿にされているような気がするんだけどね」

 フランは訝しげに眉根を寄せた。

「……名は体を表す好例だと思うんですが」
「まあ、いいさ」

 フランは剣を鞘に収める。

「銘も決まったことだし、俺は帰るぜ」
「ありがとうございました」

 優は去って行くバーミリオンに深々と頭を下げた。

「さて、あたしらも帰るかね?」
「僕は冒険者ギルドに寄ってから帰ります」
「ついでにお願いしたいことがあるのだけれ、ど?」
「何ですか?」

 優が問い掛けると、グリンダは胸の谷間からメモを取り出した。

「クエストの依頼、よ」
「分かりました」
「できればあの3人組に依頼して欲しいのだけれ、ど」
「3人……ああ、メアリ、アン、ボニーですね」
「そう、よ」

 そう言えばグリンダはボニーの摘んだ薬草を高く評価していた。

「いい関係を築けるといいですね?」
「そう、ね」

 グリンダは小さく頷いた。

◆◇◆◇◆◇◆◇

 ゴブリンの件もあってか、冒険者ギルドは普段に比べて閑散としていた。
 優が冒険者ギルドに入ると、メアリが駆け寄ってきた。

「ユウ、なかなか顔を出さないから心配してたんだよ?」
「まあ、色々あってさ」

 流石にベッドでイチャイチャしていたとは言えない。
 ふ~ん、とメアリは探るような視線を向けてきた。

「ま、いいや。今日は何の用なの?」
「ギルドに顔を出しておこうと思って」
「それだけ?」
「僕の用事はね。あとはグリンダさんにクエストの発注を頼まれたんだ」
「そっか」

 メアリは深々と溜息を吐いた。

「どうかしたの?」
「随分、差を付けられちゃったと思って。あ、でも、これはあたしの実力が足りないだけだからホントに気にしないで」

 うん、と頷きながら頭を掻く。
 差を付けることができたのは魔力値が限界突破していることと仮想詠唱による所が大きい。
 それにフランとグリンダという頼もしい仲間がいる。
 スタート地点が違うのだ。
 差が付いて当然という気がする。

「ところで、グリンダさんの用事って?」
「メアリ達に薬草採取の依頼をして欲しいって」
「それって、名指しの依頼!?」
「顔見知りで名指しの依頼ってのも変な気はするんだけどね」
「アン、ボニー! こっちに来て!!」

 聞いているのか、いないのか、メアリは手を上げて2人を呼んだ。
 2人は恥ずかしそうにしながらこちらに近づいてきた。

「メアリ、あまり大きな声を出さないで下さい」
「……目立つのはちょっと」
「装備を新しくしたんだ?」
「え、は、はい、ゴブリンの件でお金を沢山もらえたので」

 優が胸当てを見つめながら言うと、ボニーは恥ずかしそうに身を捩った。
 防具のことはよく分からないが、それでも、彼女がしっかりと手入れをしていることは分かる。

「メアリ、何の用ですか?」
「遂に、遂に名指しの依頼が来たんだよ」
「本当ですか!?」

 メアリが答えると、アンは大きく目を見開いた。

「と言っても、グリンダさん……いや、グリンダの店からの依頼なんだけどね」
「いえ、いえ!」

 アンはブンブンと頭を振った。

「……これからクエストを発注してくるけど」

 優はグリンダから渡されたメモを見た。
 薬草の名前らしきものが書かれているが、何が何やら分からない。

「大丈夫?」
「はい、大丈夫です」

 メモを見せると、ボニーは力強く頷いた。

「ちょっと順番は違うけど、よろしくね」
「こちらこそ、お願いします」

 優とボニーは握手を交わした。
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登場人物紹介

名前:小鳥遊 優(たかなし ゆう)

性別:男

年齢:14歳?

身長:160cm/体重:小柄で痩せ型

ビジュアル:黒髪、黒瞳、可愛らしい顔立ちをしている。

性格:臆病かつ穏和な性格(Quest18以降に覚醒)

設定:本編の主人公。家族旅行中に光に包まれ、目を覚ますとダンジョンにいた。家族を探すために冒険者になるが――。

名前:フラン

性別:女

年齢:20歳

身長:170cm強/体重:スレンダー

ビジュアル:赤毛、ショートカット、スマートなボディラインの持ち主。

      貧乳ではない

性格:お金や時間を他人のために費やしたくない利己的な性格。

設定:ヘカティア近郊の農村出身。両親はすでに他界、妹が一人いる。

名前:グリンダ

性別:女

年齢:二十代前半

身長:165cm/体重:普通

ビジュアル:ロングヘア、メガネ、巨乳

性格:自分の全てを魔道の探究に費やしてしまった――所謂、その道馬鹿である。

   社交性はそれなりに高いが、コミュニケーション能力は低い。

設定:魔道士。王都ヘカテボルス出身。


名前:エリー

性別:女

年齢:20代前半

身長:160cm/体重:中肉中背

ビジュアル:事務員風の衣装に身を包み、髪を結い上げている。

性格:優に対しては愛想が良いが、他の人間に対しては事務的な対応をする。

   相手の態度が悪いとつっけんどんな態度になる。

設定:冒険者ギルドの受付嬢をしている(公務員)。ショタコン。

名前:エドワード

性別:男

年齢:20歳

身長:175cm/体重:細身

ビジュアル:長く伸ばした黒髪を紐で束ねている。

      黒い瞳。白銀の胸甲冑、純白のマントを身に着け、4本の剣を腰から提げている。

性格:女好き。誰とでも打ち解けられる陽気さを備える。意外に面倒見が良い。

設定:辺境の勇者と呼ばれる冒険者。

名前:ベン

性別:男

年齢:30歳

身長:200cm/体重:筋肉質で横幅もある。

ビジュアル:ゴリラ、重厚な全身鎧と身の丈ほどある盾を持つ。

      移動時は盾を背負っている。武器は片刃の斧。

性格:寡黙。ギャグが滑る。子煩悩。

設定:チームの盾役。不破の盾と称される実力の持ち主。妻子持ち。

   子どもがエドワードに憧れていることに内心ショックを受けながら

   今日も今日とて盾役をこなす。

名前:アルビダ

性別:女性

年齢:19歳

身長:165cm/体重:スタイルよし

性格:控え目で穏和な性格

ビジュアル:髪の色は黒。長さは腰まであり、緩やかにウェーブしている。

      120㎝のバストを持ち、白いローブに身を包んでいる。

設定:地母神に仕える神官でチームの回復役。大地の癒やし手の異名を持つ。

   エドワードの恋人でもある。

名前:シャーロッテ

性別:女性

年齢:16歳

身長:160cm/体重:まな板

性格:ツンデレ

ビジュアル:やけに露出度の高い衣装に身を包んでいるが、残念ながら胸はない。

設定:爆炎の魔女と呼ばれる優秀な魔道士。エドワードの恋人。

名前:村上 猛(むらかみ たける)

性別:男

年齢:18歳

身長:180cm/体重:細身ながらしっかりと筋肉が付いている

ビジュアル:茶髪、黒瞳。

性格:やさぐれ。

設定:ヌンキ王国の勇者。とある理由で人造魔剣を探している。

名前:バーミリオン

性別:男性

年齢:40歳

身長:150cm/体重:固太り

性格:ツンデレ

ビジュアル:髪、瞳の色はこげ茶。樽のような体型の小男。

設定:ドワーフ。スカーレットという娘がいる。

   王都にまで名が轟くほど優秀な鍛冶屋。

聖剣・魔剣に匹敵する武器を作ることを人生の目標としている。

名前:スカーレット

性別:女性

年齢:20歳

身長:140cm/体重:痩せ型

性格:ツンデレ。金に汚い。種族的偏見に基づく発言にやたらと噛み付いてくる。

ビジュアル:

設定:ドワーフ。バーミリオンの娘。服飾職人を目指している。

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