Quest23:妖蠅を討伐せよ その5

文字数 6,619文字

◆◇◆◇◆◇◆◇

「走れ走れ走れ走るんだよ!」

 もう何度目になるのか。
 優とグリンダはフランの声に急かされるようにして走る。
 だが、赤い三角形は背後から迫る3つだけで増えない。

「反転! 反撃だよ!」
「アラホラサッサー!」
「……あ、ら?」

 フランの指示で反転、景気づけのために雄叫びを上げる。

「術式選択! 氷弾×10!」
「……術式選択、氷弾×10!」

 優の放った魔法が先頭に立つ迷宮蟻を凍り付かせ、やや遅れて放たれたグリンダの魔法が2匹目を凍り付かせる。
 何度も戦って分かったことだが、迷宮蟻は1列縦隊で襲い掛かってくるという習性があるようだ。

「これでラスト!」

 フランが槍で迷宮蟻の喉を貫く。
 迷宮蟻は暴れていたが、その勢いは徐々に失われ、しばらくすると完全に動かなくなった。
 体が塵と化し、魔晶石が落ちる音が響いた。

「……黄色の三角形が近づいてきます」
「分かってる。魔晶石を拾うのは後にしな。まずは敵をぶちのめすよ」

 黄色の三角形はゆっくりと近づいてくる。

「迷宮蟻だね」
「変ですね」
「三角形が赤くないもの、ね」

 横穴から現れたのは迷宮蟻だった。
 グリンダが指摘したように迷宮蟻は赤い三角形で表示される。
 それだけではない。
 迷宮蟻が単独行動しているのもおかしい。さらに言えば歩き方がギクシャクしている。

「あっ!」

 優は思わず声を上げた。迷宮蟻が膝から崩れ落ちるように倒れたのだ。

「どうしたのかね?」

 フランは油断なく槍を構えながら迷宮蟻に近づいていく。
 優もおっかなびっくり後に続いた。
 グリンダはいつもと変わらぬ様子で近づいていく。

「死んでるのかね?」

 フランが槍の穂先で突くが、迷宮蟻はピクリとも動かない。

「動いた、わ」

 確かに迷宮蟻の頭部が小刻みに震えていた。
 にもかかわらず、迷宮蟻の肉体は塵と化し始めている。

「罅が入った、わ」

 迷宮蟻の頭部に罅が入り、パカッと割れた。
 中から姿を現したのは白い芋虫、いや、蛆虫だ。
 蛆虫は粘着質な液体を撒き散らしながらのたうっている。

「気持ち悪いねぇ。こいつは」
「これは妖蛆(イビル・マゴット)、ね」
「妖祖?」
妖蠅(イビル・フライ)の幼体、よ。でも、おかしいわ、ね」

 グリンダは妖蛆を見つめながら首を傾げた。

「何がですか?」
「本にはこんなに大きいと書いていなかったし、寄生するなんて書いていなかった、わ」
「ダンジョンに棲息しているせいで生態が変わったんじゃないですか?」
「モンスターは神々が創ったもの、よ」
「神々に創られたものでも環境に適応くらいしますよ」
「環境に適お、う?」

 グリンダは不思議そうに首を傾げた。

「生き物というのは環境に適応して変化するんですよ」
「面白い考え方、ね」

 この世界には進化論がないのかな? と優は内心首を傾げた。

「あとで詳しく教えて頂戴、ね」
「ええ、いつで――ッ!」

 優は最後まで言い切ることができなかった。
 妖蛆が口から半透明な液体を吐き出したのだ。
 あまりに突然の出来事だったので、腕で顔を庇うことしかできなかった。
 半透明な液体がべっとりと腕に付着する。

「熱っ!」

 白煙が半透明な液体から上がり、服が崩れ、腕が爛れていく

「こいつ!」
「Piiiiiiiiii!」

 フランが槍で突き刺すと、妖蛆は悲鳴を上げた。
 しばらくすると動きを止め、塵と化し始めた。

「ユウ、大丈夫かい?」
「熱っ、熱いです!」

 半透明な液体は未だに白煙を上げている。
 このまま骨の髄まで焼け爛れるのではないかと思ったその時、白煙が止まった。

「取り敢えず、水で洗い流しな!」
「術式選択、水生成」

 半透明な液体を水で洗い流すと、地面から白煙が上がった。

「うっ、グロい」

 爛れた腕を見て、目眩を覚えた。
 皮膚はボロボロになり、肉が見えている。

「水薬、よ」

 グリンダが水薬を掛けると、傷がゆっくりと再生を始めた。

「あの半透明の液体は何だったんですか?」
「妖蛆は腐食性の液を吐くの、よ」
「だったら、先に言いな! 優の腕がなくなる所だっただろ!」
「終わりよければ全てよしで、しょ?」
「んな訳ないだろ!」

 フランは声を荒らげた。

「2人とも喧嘩は止めて下さいよ」

 腕も治ったんだし、と優は軽く腕を上げた。
 グリンダが作った水薬のお陰で傷は完全に治っている。

「少しいいかし、ら?」
「ああ、認識票ですね」

 優は認識票を手に取った。

 タカナシ ユウ
 Lv:4 体力:** 筋力:3 敏捷:4 魔力:**
 魔法:仮想詠唱、魔弾、炎弾、氷弾、泥沼、水生成、地図作成、反響定位、敵探知、
    魔力探知
 スキル:ヒモ、意思疎通【人間種限定】、言語理解【神代文字、共通語】、
     毒無効、麻痺無効、眩耀無効、混乱無効、腐食無効

「スキルが追加されてますね」

 腐食無効が追加されている。

「もう何でもありって感じだねぇ」
「普通はこんな簡単にスキルを取得できないのだけれ、ど」

 考え事でもしているのか、グリンダは手で口元を覆った。

「異世界の人間だからかし、ら?」
「どうなんでしょう?」
「比較対象がないと検証できない、わ」

 エドワードの話によればタケルという人物も異世界から来たらしい。
 何処にいるか分からないし、仮に会えたとしても協力してくれるとは限らないが。

「余計な話をしていないで魔晶石を拾って先に行くよ」
「分かりました」
「大事な話なの、に」

 フランとグリンダに見張りを任せ、魔晶石を拾ってリュックに入れる。
 幼体だからか、妖蛆の魔晶石は小さかった。

「よし、行くよ」

 フランに先導され、水色のエリアを目指す。

「前方にモンスターの反応があります」
「モンスターの姿は見えない、わ」

 三叉路で立ち止まる。
 地図上には黄色の三角形が多数表示されているが、モンスターの姿は全く見えない。

「大土蜘蛛が隠れているのかねぇ」

 フランは思案するように腕を組みながら前方を見据えた。

「ユウ、ちょっと杖を貸しな」
「……嫌な予感」

 フランは優から杖を受け取ると思いっきり投げた。
 杖は空中で見えない何かに引っ掛かって地面に落下した。
 次の瞬間、地面から、壁から、天井から大土蜘蛛が飛び出した。
 大土蜘蛛は先を争うように杖に食らいつく。
 大土蜘蛛は杖をボロボロにすると、自分達が隠れていた穴に戻った。

「ああ、僕の杖が……」
「ただの木じゃないか」
「そうですけど、あの杖には愛着があるんです」

 優は思わず言い返した。

「ただの棒にどんな愛着があるってんだい」
「苦楽を共にした仲間なんですよ」

 まあ、役に立ったことはなかったが。

「分かった分かった、あとで新しい棒を買ってやるからむくれるんじゃないよ」
「うう、絶対に分かってない」
「元気出し、て」

 グリンダが慰めるように背中を叩いてくれた。

「それでどうする、の?」
「強行突破か、迂回って所だね」

 う~ん、とフランが唸る。
 地図は黄色の三角形で埋め尽くされているが、優とグリンダが魔法を使えば比較的容易に突破できるだろう。
 迂回はリスクを回避できる上、魔力を節約できる。
 その代わり、横に伸びている穴が水色のエリアに続いているとは限らない。

「迂回だね」
「分かりました」
「分かった、わ」

 フランは意外そうな顔をした。

「どうかしたんですか?」
「文句の1つや2つ出るかと思ったんだよ」
「言いませんよ」

 このチームのリーダーはフランだ。
 トンチンカンなことを言ったのならばともかく、そうでないのならリーダーの決断を尊重するべきだと思う。

「魔力の消耗を抑えるべきだと思うか、ら」

 優のMPは85%、グリンダは84%だ。
 まだまだ余裕はあるが、できるだけ節約したというのが本音だ。

「あたしゃそれなりに信頼されているんだねぇ」
「それなりに、よ」

 フランは満更でもなさそうな顔をしていたが、グリンダの言葉を聞いて不愉快そうに唇をひん曲げた。

◆◇◆◇◆◇◆◇

「そろそろ、魔晶石があると思しきエリアですね」

 あとは水色のエリアまで一直線に突き進むだけだが、フランは槍を構えて慎重に歩を進める。

「かなり大回りしたけれ、ど」

 グリンダはボソボソと呟いた。
 彼女の言う通り、大土蜘蛛の密集地帯を迂回することはできたが、何度も行き止まりに突き当たり、そのたびに引き返す羽目になった。

「うっさいね。魔力は節約できただろ」
「節約はできたけれ、ど」

 グリンダは小さく溜息を吐いた。
 気持ちは分かる。
 散々大回りして辿り着いた通路と大土蜘蛛の密集地帯は繋がっていたのだ。

「迂回ってのはそういうもんだろ」
「分かってる、わ。少し愚痴っただ、け」

 フランが苛立たしげに言うと、グリンダは溜息を吐くように言った。

「青白い光が見えてきましたよ」
「油断するんじゃないよ。超大土蜘蛛みたいなモンスターが出てくるかも知れないんだからね」

 優が前方の青白い光を指差して言うと、フランは低く押し殺したような声で言った。

「待っ、て。音がする、わ」
「音?」

 フランは立ち止まり、耳に手を当てた。
 ブーンという音が聞こえる。

「フランさん! 赤い三角形が近づいてきます!」
「分かってるよ!」

 索敵範囲外から現れた赤い三角形が猛スピードで近づいてくる。
 突然、襲い掛かってきたそれは人間サイズの蠅――妖蠅だった。

「ったく、妖蛆を見た時から嫌な予感はしてたんだよ!」

 フランは地面を蹴り、槍を振り下ろした。
 惚れ惚れするような一撃だったが、妖蠅は戦闘機のようにローリングして槍を躱した。

「術式選択、氷弾×10」

 グリンダが魔法を放つが、ダンジョンの天井を凍り付かせただけだった。
 妖蠅のスピードに対応できなかったのだ。
 妖蠅は天井に張り付き、巨大な複眼でグリンダを見つめた。
 子どもが見たらトラウマになりそうな光景だ。
 突然、妖蠅がグリンダ目掛けて半透明な液体を吐き出した。

「危ない!」
「キャッ!」

 優は咄嗟にグリンダを突き飛ばした。
 グリンダは尻餅をつき、優は半透明な液体をまともに受けた。
 白煙が上がり、上着がボロボロと崩れていく。

「アチチチチチッ!」

 思わず叫ぶが、皮膚は無事だ。
 どうやら、腐食無効は服が分解される際に発生する熱を無効化してくれないようだ。

「術式選択! 氷弾×10!」

 魔法を放つが、結果はグリンダと同じ。
 妖蠅は天井から離れ、洞窟の奥に向かう。

「逃がすかってんだ!」

 フランが再び槍を振り下ろすが、妖蠅はまたしてもローリングして躱した。

「ユウ、大丈夫かい?」
「スキルのお陰で何とか」

 フランは槍の穂先を妖蠅に向けながら距離を取る。

「グリンダ、妖蠅の弱点は? 攻撃手段でもいいから教えとくれ!」
「弱点は分からない、わ。攻撃手段は溶解液と――」
「溶解液と何だい!?」

 フランが怒鳴るように言うと、妖蠅はホバリングしたまま尻をこちらに向けた。
 尻の先端が蠢き、黒い靄のようなものが放たれた。

「肉食の小蠅を放つ、わ」
「術式選択! 炎弾×100!」

 優は魔法を足下に向けて放った。
 炎弾は着弾と同時に噴き上がり、炎の壁と化した。
 雲霞の如く押し寄せた小蠅は炎に炙られて地面に落ちた。

「ユウ!」
「――ッ!」

 フランの言葉に反応して身を捩った直後、妖蠅が炎の壁を突き破った。
 鉤爪が優の目を抉らんと迫るが、妖蠅は急に軌道を変えた。
 肩に焼けるような痛みが走る。
 妖蠅の爪が掠めたのだ。
 肩を見ると、鋭利な刃物で切られたような傷があった。
 心臓の鼓動が速まり、目眩を覚えた。

「傷の手当ては後だよ」
「術式選択、氷弾×100」

 グリンダが魔法を放つ。
 妖蠅に向けたものではない。
 ダンジョンごと凍結させようとしたのだ。
 しかし、妖蠅は冷気を突き破り、フランと優の間を擦り抜けて再びホバリングをする。

「チッ、仕切り直すよ! 3、2、1で横道まで走りな!」

 フランはポーチから白いビー玉を取り出した。

「3、2、1……走れ!」

 フランは白いビー玉を妖蠅に投げると一目散に逃げ出した。
 優とフランがやや遅れて走り出した瞬間、閃光が背後から押し寄せてきた。

「Gyoooooooooooooo!」
「よし! 目潰し成功!」
「教えて欲しかった、わ」

 優、フラン、グリンダはダンジョンを駆け抜け、横道に飛び込んだ。

「追ってこないね」
「奥に戻ったみたいですね」

 赤から黄色に変わった三角形は索敵範囲外に消えた。

「態勢を立て直すために坂まで戻、る?」
「いや、いいよ。幸い、この辺りはモンスターがいないみたいだからね」

 言われてみて、しばらくモンスターと遭遇していないことに気付いた。

「妖蠅に食べられたんですかね?」
「あたしが分かる訳ないだろ。それに今重要なのは妖蠅がモンスターを食うかじゃなくて、どうやって倒すかだよ」
「めげないわ、ね」
「目と鼻の先に魔晶石の山があるんだ。ちょっとくらい無茶はするさ」
「ちょっとで済まなかった、ら?」
「尻を捲って逃げるに決まってるだろ」

 フランは当然と言わんばかりの口調で言った。

「安心した、わ」
「そうかい。で、いいアイディアはあるかい?」
「ないです」
「ない、わ」
「即答するんじゃないよ!」

 フランは声を荒らげた。

「魔法が当たらないんだも、の」
「当たればダメージを与えられると思うんですけどね」

 魔法に耐性を持っているのならば猛スピードで炎の壁を突っ切るような真似をしないだろうし、冷気から逃げたりもしないだろう。

「範囲を広げたらどうだい?」
「飛んで逃げられる、わ。足止めしてくれれば何とかなるのだけれ、ど」
「アイツのスピードを見ただろ? 足止めどころか、追い掛けることもできやしないよ」
「今までみたいに物量で押し切るのは難しそうですね」

 下手な鉄砲も数打ちゃ当たると言うが、タイミングを合わせた攻撃を躱すような相手にまぐれでも当てられるか自信がない。

「一か八かで何とかなる相手でもなさそうですし」
「運頼みってのはねぇ」

 フランはしみじみと言った。

「……大土蜘蛛の密集地帯に誘き寄せられればいいんですけど」

 目に見えなかったが、あそこは糸が張り巡らされていた。
 妖蛆が糸に引っ掛かれば大土蜘蛛が一斉に襲い掛かるはずだ。

「どうやって誘き寄せるんだい?」
「囮作戦とかどうです?」
「追い掛けてくるかし、ら?」
「縄張り意識は強そうでしたよ?」

 索敵範囲外から襲い掛かってきたのだから、縄張り意識が強いのは間違いない。

「囮作戦は悪くないような気がするんだけどねぇ」
「大土蜘蛛の密集地帯に突っ込んだら囮が死ぬ、わ」

 あ~、とフランは盲点だったと言わんばかりに声を上げた。

「囮がダメなら追い込んでみるとか?」
「追い掛けることもできないって言ったばかりだろ」

 フランは深々と溜息を吐いた。

「悪くないような気がする……痛ッ!」

 腕を組んだ瞬間、痛みが走った。

「妖蠅と擦れ違った時にやられたの、ね。すぐに水薬を掛ける、わ」
「ああ、あの時はダメかと思ったよ」
「僕もですよ」

 何しろ、目の前に鉤爪が迫っていたのだ。

「妖蠅が軌道を変えなかったら眼球を抉られてましたよ」
「笑いごとじゃないだろ」

 優が乾いた笑い声を上げると、フランは非難するように顔を顰めた。

「どうして、軌道を変えたのかし、ら?」
「どうしてって、そりゃ……何でだろうね?」

 優達は顔を見合わせ、あることに気付いた。
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登場人物紹介

名前:小鳥遊 優(たかなし ゆう)

性別:男

年齢:14歳?

身長:160cm/体重:小柄で痩せ型

ビジュアル:黒髪、黒瞳、可愛らしい顔立ちをしている。

性格:臆病かつ穏和な性格(Quest18以降に覚醒)

設定:本編の主人公。家族旅行中に光に包まれ、目を覚ますとダンジョンにいた。家族を探すために冒険者になるが――。

名前:フラン

性別:女

年齢:20歳

身長:170cm強/体重:スレンダー

ビジュアル:赤毛、ショートカット、スマートなボディラインの持ち主。

      貧乳ではない

性格:お金や時間を他人のために費やしたくない利己的な性格。

設定:ヘカティア近郊の農村出身。両親はすでに他界、妹が一人いる。

名前:グリンダ

性別:女

年齢:二十代前半

身長:165cm/体重:普通

ビジュアル:ロングヘア、メガネ、巨乳

性格:自分の全てを魔道の探究に費やしてしまった――所謂、その道馬鹿である。

   社交性はそれなりに高いが、コミュニケーション能力は低い。

設定:魔道士。王都ヘカテボルス出身。


名前:エリー

性別:女

年齢:20代前半

身長:160cm/体重:中肉中背

ビジュアル:事務員風の衣装に身を包み、髪を結い上げている。

性格:優に対しては愛想が良いが、他の人間に対しては事務的な対応をする。

   相手の態度が悪いとつっけんどんな態度になる。

設定:冒険者ギルドの受付嬢をしている(公務員)。ショタコン。

名前:エドワード

性別:男

年齢:20歳

身長:175cm/体重:細身

ビジュアル:長く伸ばした黒髪を紐で束ねている。

      黒い瞳。白銀の胸甲冑、純白のマントを身に着け、4本の剣を腰から提げている。

性格:女好き。誰とでも打ち解けられる陽気さを備える。意外に面倒見が良い。

設定:辺境の勇者と呼ばれる冒険者。

名前:ベン

性別:男

年齢:30歳

身長:200cm/体重:筋肉質で横幅もある。

ビジュアル:ゴリラ、重厚な全身鎧と身の丈ほどある盾を持つ。

      移動時は盾を背負っている。武器は片刃の斧。

性格:寡黙。ギャグが滑る。子煩悩。

設定:チームの盾役。不破の盾と称される実力の持ち主。妻子持ち。

   子どもがエドワードに憧れていることに内心ショックを受けながら

   今日も今日とて盾役をこなす。

名前:アルビダ

性別:女性

年齢:19歳

身長:165cm/体重:スタイルよし

性格:控え目で穏和な性格

ビジュアル:髪の色は黒。長さは腰まであり、緩やかにウェーブしている。

      120㎝のバストを持ち、白いローブに身を包んでいる。

設定:地母神に仕える神官でチームの回復役。大地の癒やし手の異名を持つ。

   エドワードの恋人でもある。

名前:シャーロッテ

性別:女性

年齢:16歳

身長:160cm/体重:まな板

性格:ツンデレ

ビジュアル:やけに露出度の高い衣装に身を包んでいるが、残念ながら胸はない。

設定:爆炎の魔女と呼ばれる優秀な魔道士。エドワードの恋人。

名前:村上 猛(むらかみ たける)

性別:男

年齢:18歳

身長:180cm/体重:細身ながらしっかりと筋肉が付いている

ビジュアル:茶髪、黒瞳。

性格:やさぐれ。

設定:ヌンキ王国の勇者。とある理由で人造魔剣を探している。

名前:バーミリオン

性別:男性

年齢:40歳

身長:150cm/体重:固太り

性格:ツンデレ

ビジュアル:髪、瞳の色はこげ茶。樽のような体型の小男。

設定:ドワーフ。スカーレットという娘がいる。

   王都にまで名が轟くほど優秀な鍛冶屋。

聖剣・魔剣に匹敵する武器を作ることを人生の目標としている。

名前:スカーレット

性別:女性

年齢:20歳

身長:140cm/体重:痩せ型

性格:ツンデレ。金に汚い。種族的偏見に基づく発言にやたらと噛み付いてくる。

ビジュアル:

設定:ドワーフ。バーミリオンの娘。服飾職人を目指している。

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