イド:インヴェイデッド #4

文字数 549文字

 こうなると、今作のテーマをつまびらかにするには、最終的に酒井戸……というより、鳴瓢のイドにもぐるよりほかはないのだろうか。だからこその穴井戸なのか?
 さておき――。
 墓掘りという新たな殺人鬼。こいつの正体が誰なのか?
 個人的にはメガネの脂ぎった殺人ポルノおじさんが犯人――などというのがいかにも舞城っぽい皮肉でありそうな気もするが、これもまた「評論家きどりの中二病殺し」のひっかけという可能性は高いかもしれない。
 ともあれ、思念粒子=殺意であるとするなら、ラストで鳴瓢が語った「できるから殺した。理由なんてなかった」は、殺意に含まれるのだろうか?
 本人が殺意という言葉をつかった以上、それは殺意なのかもしれないが、何某かの欠損を持った人間であればまた別の話にはなるだろう。
 これもそのための穴井戸なのだとすれば、とても興味深いところではあるのだが、それは今後の展開を楽しみに待たせてもらうしかあるまい。
 筆者の視点が的外れなのか否か、豪快に騙くらかされるのも悪くない。
 ……ただ、被害者のりっちゃんのなかのひとが、なぜしゅがみではなく日笠だったのか?
 このキャスティングだけは、制作陣を小一時間ほど問い詰めてみたいところ。
#本日のアニメ鑑賞日記 #イドインヴェイデッド4話

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み