地縛少年花子くん #1
文字数 643文字
都市伝説の怪人。筆者風にいえば、〝伝怪〟を下敷きにしたオカルトプチコメディ。
下敷き、ともってまわったいい方をしたのは、今作がオカルト伝承をそのまま流用したものではなく、再編して独自のルーリングを築いているからだ。
ということでだいたい察しがつくように、原作は序盤だけ筆者も既読。
さておき――。
だから原作者の方がてきとうに都市伝説をあしらったのかといえば、けっしてそういうわけではない。もともとの趣味嗜好なのか、あるいは創作のために勉強したのかまでは知る由もないが、なかなかどうして愛情こめたアレンジがしてある。
たとえば、花子さんの性別。
まあ、おおむねは企画を通すためのインパクト重視の手法ではあると思うが、バージョンによっては「ヨースケさん」という男子にもなる花子さんだ。知っていなければでてきづらい発想ではないのかなぁ、などと筆者などは考える。
ほかにも細々したこだわりはみられたが、長くなるので割愛。
ともあれ、「むしろ人間の身勝手で怪異はつねに迷惑をこうむる」という本質的な部分を主テーマとしているところなど、なかなかに好感がもてた。
あとは筆者のおぼろげな記憶によると……。
このさきはOPにもでてきている陰陽少年やほかの学校の怪異とのバトルをはさみながら、「花子くんの出自の謎」に迫ってゆく展開――だったように思う。
今期のラインナップ的には地味であることは否めないが、今後が楽しみな作品。
#本日のアニメ鑑賞日記 #地縛少年花子くん1話
下敷き、ともってまわったいい方をしたのは、今作がオカルト伝承をそのまま流用したものではなく、再編して独自のルーリングを築いているからだ。
ということでだいたい察しがつくように、原作は序盤だけ筆者も既読。
さておき――。
だから原作者の方がてきとうに都市伝説をあしらったのかといえば、けっしてそういうわけではない。もともとの趣味嗜好なのか、あるいは創作のために勉強したのかまでは知る由もないが、なかなかどうして愛情こめたアレンジがしてある。
たとえば、花子さんの性別。
まあ、おおむねは企画を通すためのインパクト重視の手法ではあると思うが、バージョンによっては「ヨースケさん」という男子にもなる花子さんだ。知っていなければでてきづらい発想ではないのかなぁ、などと筆者などは考える。
ほかにも細々したこだわりはみられたが、長くなるので割愛。
ともあれ、「むしろ人間の身勝手で怪異はつねに迷惑をこうむる」という本質的な部分を主テーマとしているところなど、なかなかに好感がもてた。
あとは筆者のおぼろげな記憶によると……。
このさきはOPにもでてきている陰陽少年やほかの学校の怪異とのバトルをはさみながら、「花子くんの出自の謎」に迫ってゆく展開――だったように思う。
今期のラインナップ的には地味であることは否めないが、今後が楽しみな作品。
#本日のアニメ鑑賞日記 #地縛少年花子くん1話