痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 #6

文字数 715文字

 私事で恐縮ではあるが、リアルの心身疲労もあり、実はいま一番楽しめているアニメ。
 さておき――。
 ツイッターのほうでも少し書いたが、このゲームの仕様は、往年の名作RPG「幻想水滸伝」に似ているのかもしれない。ゲームを進めるとアジトが手に入ったり、サブクエストが満載で本編そっちのけで寄り道したり、極振りキャラが意外と多かったりするあたりとか。
 筆者もまだゲームを楽しんでいたころ、極振りキャラのパーティーとかを作って無駄にバトルを楽しんでいたものだった。
 やはりゲームは遊びであって、遊びだからこそ純粋に熱中できるのだ。
 それを強調するように差し込んでくる現実パートも、ゲームでは無双の盾子が現実ではどんくさいままな描写も、たいへんに素晴らしい。
「ゲームのスキル上げ」と「リアルのスキル上げ」はまるで別物である以上、「ゲーム世界がリアルになったからゲーム無双の俺が無敵なんだよ、ぷっぷー」のような現実逃避のイキリ妄想描写がないのは、実にストレスフリーで安心して見ていられる。
 それこそ〝ランウェイで~〟のジャーマネの金言ではないが、「ゲームの努力しかしたくないけど現実のケンカ番長をケンカでギャフンといわせたい!」などという妄言は、日々惜しまずケンカの努力をした番長さんに失礼である。
 ギャフンといわせたければ、ゲームの土俵に相手を引き込む努力をしろ。
 なろう発の分際で、今作はそこをきちんとわきまえて筋を通しているから本当にたちが悪い。これでは一向に上げ足がとれないではないか……。
 考えてみたら、それはそれでなろう嫌いの老害としてはストレスフルではあるか(笑)
#本日のアニメ鑑賞日記 #盾子のやつ6話

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