バビロン #10

文字数 451文字

 きっとあなたなら、私を殺してくれる。
 そんな曲世から正崎さんへのメッセージが画面越しに聞こえてくるようで、筆者は鑑賞していて背筋が寒くなった。
 さておき――。
 こちらは曲世というより齋開花にではあるものの、どうやら大統領も呑まれた感があって、さきゆきに暗雲がたれこめてきた。
 もっとも、齋もとうに曲世に魅入られているひとりだろうから、どのみち曲世の思惑通りにことが運んでいると見て間違いはなさそうだ。このあたりは曲世や齋側の心情描写が描かれていないので、正確な関係性は知る由もないのだが……。
 とはいえ、これだけ被害が拡散してゆくなか、いまだに正崎さんの奥さんと息子さんに曲世の魔の手が伸びてないのが一抹の不安をあおる。
 やはりこれは、映画セブンのような結末にたどり着くのだろうか?
 残すところ数話となったここにいたってまで、この作品は鑑賞する側を飽きさせない。たとえどんな結末であれ、ここまできたら最後まで付き合わせてもらおうではないか。
#本日のアニメ鑑賞日記 #バビロン10話

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