第1話 わたし神。
文字数 900文字
青空の下、カラカラと回る車輪に合わせ、痛む私のお尻と弾む会話。
水の町エリンへと向かう馬車後部で、私とおばあちゃんが揺られていた。
道中の会話はずっとこんな感じだった。私が威勢よくわめき、
おばあちゃんがなんでも肯定してくれる…なんと気持ちのいいことよ!
座りっぱなしだったお尻と太ももに木目がついてそうだ。
おじいさんとの初デートの場所、エリンにあるお魚料理店に向かうそうだ。
ぽかぽか日和とおばあちゃんおそるべし…と言ったところか。
文字数 900文字
青空の下、カラカラと回る車輪に合わせ、痛む私のお尻と弾む会話。
水の町エリンへと向かう馬車後部で、私とおばあちゃんが揺られていた。
道中の会話はずっとこんな感じだった。私が威勢よくわめき、
おばあちゃんがなんでも肯定してくれる…なんと気持ちのいいことよ!
座りっぱなしだったお尻と太ももに木目がついてそうだ。
おじいさんとの初デートの場所、エリンにあるお魚料理店に向かうそうだ。
[タチ・ユリ]
なんでもいける素敵ビッチ。
男も女も抱くし、責めも受けも味わう遊牧民の子。神を抱く女。
今を楽しむため、強靭で健康な肉体を悪魔と契約して手に入れた。
代償は寿命の半分と、子を宿す力。
肉体の人。
「うるさい。抱くぞ?」
[黒衣の人(ポチ)]
増えた世界から、まっとうに転生してきた人。
奴隷を買いハーレムを築いたが虚しさを覚え、刺客としての役割を果たす。
タチは抱きたがっている。
寂しいおじさんの人。
「世の中を大切にしたいと思うわけがない、大切にされた覚えがないからな。」
ウゴゴゴゴォ
新機体。主人公だからね!