【用語集】

文字数 1,492文字

【ゴーストエコーズ(2)】……異形の姿をしたエコーズ。両目や鼻、口など、生物の形はしている。皮膚はほとんどが真っ白で、両目は赤い。日陰を好み、巣に近づく者に神獣を召喚して攻撃してくる。敵が巣の近くまで来ると、巣を捨てて逃げる。


【エコーズ(2)】……生殖能力を持たないゆえ、家族という概念がなく、個人主義者が多い。罪を犯した者は、例え同じ種族でも容赦がない。この世界では1割もいない。


【荊棘魔法(けいきょくまほう)】……別名『第二系統神魔法』。普通、赤眼化所持者は、第一系統神魔法しか使えず、1つしか神魔法を持てない。しかし、第二系統神魔法は、第一系統神魔法とは違った神魔法を持てる。つまり、神魔法を2つ扱える。世界に数十人程度しかいない。


【北の都(きたのみやこ)】……魔帝国北にある首都。女王エメルダが住む、妖精の城がある。人種はエルフが多い。


【グランデル】……剣帝国西にある首都。王ベルドランが住む、巨大な神の剣と呼ばれる城がある。人種は人間が多い。


【月の鏡】……神脈を利用した魔道具。遠方の相手と会話できる。高価。


【盲目の蛇:偽造】……神脈を持たないエコーズのために、コウダが作ったもの。コオロギが持っている。これを持つことによって、神脈が体内に流れていると誤魔化すことができる。実際は偽造なので、神脈結界は通れない。当然、この事実は世に公表されていない。


【死に神にとり憑かれた一族】……カストラルの血族のこと。事故や暗殺、病気などで、剣帝国王後継者がいなくなった。ラインベルンもその1人。


【マッスルポーズ】……自らの肉体を相手に見せつけること。獣人がお気に入りの雌を誘うのによく使う。やりすぎるとウザがられる。


【ハンターギルド】……ハンターが集まるギルドで、世界中にネットワークがある。主な業務は、ハンターの育成、派遣、仕事の受付などである。5つのランクに分かれており、第一級ハンターは憧れの的。


【エリニス】……宗教国家。女神崇拝で有名。世界中で孤児や信者希望者を受け入れている。


【リブラ】……汚れなき魂を天界に送る女神の名前。マリアはリブラ派に属している。ちなみに、マリアの服装はリブラ派にある組織の制服で、けっして本人が好んで着ているわけではない。


【ハウリング・コール】……エコーズが神獣を召喚するときに使う、特殊能力の一つ。


【コンタクト・リンク】……ゴーストエコーズの上位種が、下位種を操る能力。下位種は上位種の意思に逆らえない。本家のエコーズに、この能力はない。


【ゴーストエコーズの序列】
 ・特種エコーズ:知能、言語能力ともに高く、第一種、第二種を操る。
 ・第一種エコーズ:言語能力は高いが、知能が低いタイプ。小型が多い。
 ・第二種エコーズ:言語、知能ともに低い。主に大型が多い。


【帝国軍第四類(ていこくぐんだいよんるい)】……別名『死帝』と呼ばれる精鋭部隊。エコーズの王、コウダが推進している軍隊で、人数は少ない。右手の甲に、『盲目の蛇』という国章血印を持っている。


【月の魔都(つきのまと)】……通常、吸収式神脈装置は内部から神脈を吸収するため、結界内で神獣は活動できない。しかし、月の魔都と呼ばれる装置は、結界の外の神脈を吸収するので、神獣は自由に神脈結界の中で活動できる。結界の外にも影響があり、その一つとして、木や植物が枯れる。現在は製造中止になっている。


【S級犯罪者(えすきゅうはんざいしゃ)】……別名『人の名を持てぬ者』。犯罪等級は一番上。人の名前で呼ばれず、法律で守られないため、全世界で殺害の対象となる。裁判にもかけられず、審議もされない。報酬金は高額。
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