ヴィルとユベルについて設定
文字数 2,919文字
年齢 48歳
身長 190センチ近い
体格 大柄で強靭
出身地 不明
職業 剣士、冒険者、元リーディス王国銀翼騎士団右翼副長
髪: ぼさぼさの金髪。長さは無造作に伸びており、戦いの中で乱れたまま放置されている。
顔 無精ひげ。荒々しさと共に風格を漂わせている。
武器 中央に深い溝が彫られたブロードソード。鍛造で作られており、適度な粘りを持ち、滅多に折れない。
剣術スタイル
流派 雷光(らいこう)
特徴 巨体とその質量を生かした高速ダッシュ
戦闘スタイル
高速ダッシュ 雷のようなスピードで踏み込み、敵の懐に入り込む
敵の死角利用 相手の身体を死角として利用し、瞬時に繰り出される高速の斬撃で敵を仕留める
左手の傷 突きを繰り出す際に意図的に剣の先に左手を添え、敵の注意を引き付ける。実際の攻撃は横や下から繰り出されるため、非常に巧妙。猪突猛進型でありながらも、臨機応変に対応できる柔軟さを持つ。これは、ユベルと毎日修練を積み重ねた結果による。
戦闘技術
片手剣術 基本的には片手でブロードソードを操るが、必要に応じて両刀も使うことができる。戦況に応じて剣の使い方を変え、迅速かつ的確に対応。
特殊技
雷光突き 瞬時に高速で踏み込み、突きを繰り出す技
閃光斬り 一瞬の隙を突き、相手の死角から高速で斬撃を繰り出す技
特徴と戦術
巨体と速度を生かして、魔獣の懐に入り込み、致命的な攻撃を繰り出す。視線誘導の技術で、敵の視線を引き付けてから攻撃する。雷光のような素早さ: 驚異的なスピードで動き、敵の予測を狂わせる。
心理と性格
戦場での冷静な判断力と卓越した技術で、数々の戦場で名を馳せる。敵の動きを見極め、最適な攻撃や防御を選択する。どんな状況でも冷静に対応し、自信を持って戦う。猪突猛進型でありながら、変幻自在の戦術を使いこなす柔軟さを持つ。
元リーディス王国銀翼騎士団右翼副長を務めた経験を持つ。騎士団時代の訓練と経験が、彼の戦術的な判断力と剣術の技術に大いに寄与している。特に、ユベルとの修練で得た経験が、彼の変幻自在な戦術に大きな影響を与えている。
その戦闘スタイル
大柄な体躯を持ちながらも、その強靭な体に似合わぬほどの軽快さを誇る剣士。彼の手に握られているのは、ロングソードよりも短いブロードソードに近いもので、中央には深い溝が彫られている。この剣は鍛造で、適度な粘りを持ち、使い手によっては滅多に折れることがない。この少し短い剣は、対ユベルのための苦肉の策から生まれたもの。ユベルの変化に対応するためには、慣性モーメントが大きすぎる剣は不利と判断した。結果として、彼はそれまでの突進力だけではない、変化する戦い方を習得するに至る。
ヴィルの剣術のスタイルは「雷光」と呼ばれ、彼の巨体とその質量を生かした高速ダッシュが特徴。彼は特に大きな魔獣を相手にするのが得意で、雷のようなスピードで踏み込むと、敵の懐に入り込み、相手の身体自体を死角として利用する。瞬時に繰り出される高速の斬撃で、敵を一気に仕留める。
特筆すべきは、彼の左手に傷が絶えないこと。これは、突きを繰り出す際に意図的に剣の先に手を添えて、その手に注意を引き付けるため。敵がその手に視線を奪われている間に、実際の攻撃は横や下から繰り出されるため、彼の戦術は非常に巧妙。
そして、数多の戦闘経験から魔獣のタイプ毎の【魔石がある核】の場所を把握しており、そこを的確に突くことで一瞬で勝負を決める。これも、彼が雷光と呼ばれる所以である。
ヴィルの剣は基本的に片手で操られることが多いが、必要に応じて双剣スタイルを使うこともできる。その柔軟な使い方と、雷のような素早さを駆使して、彼は戦場でその名を轟かせた。
ユベル・グロンダイルの設定
年齢 50代
外見 かつては金髪だったが、何らかの理由で青く染めている。無精髭を蓄え、スリムで筋肉質な体型。優雅な立ち姿で、戦闘中の動きは流れるように美しい。
役割 元リーディス王国銀翼騎士団右翼リーダー、対魔獣戦のエキスパート
出身 リーディス王国の銀翼騎士団に所属し、その実力で名を馳せた。
経歴 リーディス王国の銀翼騎士団右翼のリーダーとして数多くの戦場を経験し、特に対魔獣戦でその名を馳せた。
基本戦術
ユベルの戦闘スタイルは「柔」の戦術の極み。彼の動きは流動的で、まるで水のように変幻自在。力強さでは他の剣士に劣ることもあるが、その素早さと身軽さは、あらゆる魔獣を屠るための最大の武器。ミツルにとっては憧れの存在。ミツルは彼の戦闘スタイルや技術に強く影響を受け、彼を目標としている。
家族との関係
妻 メイレア 元リーディス王国の第三王女。ユベルとはとても仲睦まじく、二人の関係は非常に深い。娘のミツルから見ていると、時折その仲の良さが恥ずかしくなるほどの愛情を示していた。
娘 ミツルにとってユベルは憧れの対象。彼の戦闘スタイルや技術、そして彼が持つ「柔」の戦術はミツルにとって理想。
最後の旅
妻メイレアが空間転移で行方不明になった後、ユベルは娘ミツルを連れて探索の旅に出た。彼の決意は、愛する妻を取り戻すため、そして家族の絆を守るためのだった。
未知の魔獣との戦い
探索の旅の途中で、ユベルとミツルは未知の魔獣の群れに襲われた。ユベルは自身の命をかけてミツルを守り続けたが、最終的には戦いに敗れ、命を落とした。彼の犠牲により、ミツルは生き延びることができた。
白きマウザーグレイル
ユベルが妻との絆として持っていた白きマウザーグレイルは、ミツルに託された。この剣はユベルの思いと愛情を象徴し、ミツルにとっては父の遺志を継ぐ重要なアイテム。
お尋ね者
尊敬を集める存在だったユベルだが、彼には「王国の第三王女を誘拐した」という罪が科せられ、お尋ね者として追われていた。
ユベル・グロンダイルの戦闘スタイル
どんな剣でも使いこなすオールラウンダーで、その戦闘スタイルはまるで流動的な水のように変幻自在。力強さではヴィルには及ばないが、彼の素早さと身軽さは、あらゆる魔獣を屠るための最大の武器となっていた。
ユベルの特徴は、彼の足の運びにある。その軽やかなステップワークはまるで踊っているかのようで、「まるで舞踏家のよう」と称されることもあるが、その実態は非常に戦術的で緻密。彼の動きは予測不可能で、相手にとってはその緩急を捉えることは至難の業となる。ユベルの戦いは、まさに「柔」の戦術の象徴。
彼はヴィルと同様に、対魔獣に特化した戦闘スタイルを持ち、敵の懐に自在に出入りする。その際、相手の身体そのものを盾として利用し、最短距離から魔獣の弱点に容赦なく攻撃を叩き込む。まさに風のように迅速で、敵の反応を許さない。
特に特筆すべきは、彼の変則的に回転する体術である。体操選手やフィギュアスケーターを彷彿とさせるその華麗な動きは、魔獣を巧みに翻弄し、死角からの斬撃を加える。ユベルはその舞うような動きで敵の意識を散らし、回転しながらの斬撃で一気に勝負を決する。
ヴィルが「剛」であるならば、ユベルは「柔」。その優雅さと緻密さが、彼の戦闘スタイルを際立たせている。