そしてセンパイから……。
文字数 381文字
まじめくさって返事すると、声は再びフニャフニャとなった。
とりあえず謝った。センパイの怒りの前では、いかなる反論も効果はない。
だが、意外な言葉が返ってきた。
だが、意外な言葉が返ってきた。
そこまで信用がないのか、僕は……。
でも、センパイのほうからも謝ってきたのは、何だか可愛かった。
トサ、と寝返りを打つ、布団の音が聞こえる。
それだけ答えて、僕はキーを叩き続けた。その一言で、連休前からのシゴキに対する怒りも不満も消えてなくなっていた。