誰もが生きて語り出す
文字数 499文字
都築あきらが、夕方になると姿を消す観をためらいがちに問い詰める。
そこで小菅総一郎が茶々を入れるのをいいことに、観は話をそらそうと無駄な努力をする。
泣きながら教室を出て行くあきらを観と小菅が止めようとする。ムキになって騒ぐあきらの前に担任が出てきて、騒ぎが大きくなる。暗転……。
文字数 499文字
真崎周平(まさきしゅうへい)
やる気なし、その場にいるだけのほとんど幽霊演劇部員。高校2年生。
アニメオタクで事なかれ主義のどうしようもないダメ男だが、その場の勢いで引き受けた戯曲づくりに夢中になっていく。
安藤かすみ
舞台に情熱の全てを注ぐ演劇少女。演技演出戯曲執筆と、劇作の全てに通じる高校3年生。小柄だがプロポーションも抜群、但し本人に自覚は多分、ない。下級生の面倒見はいいが態度はキツい。実は照れ屋。