台本もクライマックスに向けて
文字数 517文字
……一晩経って翌日の教室。
そこへ担任に呼ばれた両親がやってきて、そこは懇談の場になる。
小菅とあきらが出て行った後、担任は面倒臭そうに、夏休み中の生活についての説教を始める。ふてくされる観。叱る父親。軽く流す母親……。
文字数 517文字
真崎周平(まさきしゅうへい)
やる気なし、その場にいるだけのほとんど幽霊演劇部員。高校2年生。
アニメオタクで事なかれ主義のどうしようもないダメ男だが、その場の勢いで引き受けた戯曲づくりに夢中になっていく。
安藤かすみ
舞台に情熱の全てを注ぐ演劇少女。演技演出戯曲執筆と、劇作の全てに通じる高校3年生。小柄だがプロポーションも抜群、但し本人に自覚は多分、ない。下級生の面倒見はいいが態度はキツい。実は照れ屋。