ツカミには葛藤を
文字数 547文字
僕が話すあらすじを確認したセンパイは言った。
背中をバン、と叩かれて、僕はうろたえた。
かすみセンパイは、片目を閉じて親指を立てる。
かすみセンパイは満足気に頷いた。
そこで、僕はちょっと考え込んだ。
悪戯っぽく笑ったかすみセンパイに、僕は即答した。
かすみセンパイはポンと手を叩く。
こうして、連休初日に最初のシーンの構想が固まった。
悠里のセリフの後に、彼女の設定を花道でのナレーションで入れて、次のシーンに入ることになる……。