センパイからの一発OK
文字数 403文字
次の日、かすみセンパイは、昔話の続きをねだる子どものように尋ねた。
僕は「なか」の中盤までを説明した。
訳も分からず観をけしかける小菅。観を問い詰めるあきら。
面倒臭そうに答えてみせたけど、実は自信があったのは分かったらしい。
センパイは頷いた。
文字数 403文字
面倒臭そうに答えてみせたけど、実は自信があったのは分かったらしい。
センパイは頷いた。
真崎周平(まさきしゅうへい)
やる気なし、その場にいるだけのほとんど幽霊演劇部員。高校2年生。
アニメオタクで事なかれ主義のどうしようもないダメ男だが、その場の勢いで引き受けた戯曲づくりに夢中になっていく。
安藤かすみ
舞台に情熱の全てを注ぐ演劇少女。演技演出戯曲執筆と、劇作の全てに通じる高校3年生。小柄だがプロポーションも抜群、但し本人に自覚は多分、ない。下級生の面倒見はいいが態度はキツい。実は照れ屋。