スフィンの今後
文字数 659文字
そんなこんなで食事を終え、本格的にこれからの事について話し合う事になった。
「さてっと、スフィンさんはこれからどうするんだい?」
「その魔王とやらを倒す」
「それじゃあ勇者にでもならないとな」
マッサが言うと、そうだとスフィンは思い出しラミッタに言う。
「そう言えば、貴様達は勇者と呼ばれていたな」
「はい、この世界で魔王を倒すため、国に勇者として認定されました」
「勇者か。まぁいい、私はさっさと魔王とやらを倒しに行く」
「待ちなよスフィンさん。魔王はクッソ強いぞ?」
マッサが言うとラミッタが説明を挟む。
「魔王の配下に魔人という存在の者も居るのですが、魔人は私と宿敵の二人がかりでも倒せない程に強い者も居ます」
「本当か!?」
先程マルクエンの強さは身で感じていたスフィン。
悔しいが、それ程までに強いのであれば、今の自分では勝てるか怪しい。
「スフィン将軍が私達と同じ、異世界の勇者としてこの世界に来たのであれば、試練の塔に挑めるかもしれません」
「あぁ!! そうか、そうだな!!」
ラミッタの言葉にマルクエンも同意した。
だが、肝心のスフィンは置いてけぼりを食らっている。
「試練の塔?」
「はい、最上階まで登ると、魔人に対抗する能力を授かれます」
ラミッタが答えると、スフィンは更に尋ねた。
「なるほど。という事は、お前も?」
「はい」
そう言ってラミッタは宙へ浮かぶ。
「なっ!?」
驚いて目を見開くスフィン。
「私は空を飛ぶ能力を手に入れました。宿敵は筋力強化魔法が更に強化され、光の刃を剣から飛ばすことができます」
「そんな力が……」
「さてっと、スフィンさんはこれからどうするんだい?」
「その魔王とやらを倒す」
「それじゃあ勇者にでもならないとな」
マッサが言うと、そうだとスフィンは思い出しラミッタに言う。
「そう言えば、貴様達は勇者と呼ばれていたな」
「はい、この世界で魔王を倒すため、国に勇者として認定されました」
「勇者か。まぁいい、私はさっさと魔王とやらを倒しに行く」
「待ちなよスフィンさん。魔王はクッソ強いぞ?」
マッサが言うとラミッタが説明を挟む。
「魔王の配下に魔人という存在の者も居るのですが、魔人は私と宿敵の二人がかりでも倒せない程に強い者も居ます」
「本当か!?」
先程マルクエンの強さは身で感じていたスフィン。
悔しいが、それ程までに強いのであれば、今の自分では勝てるか怪しい。
「スフィン将軍が私達と同じ、異世界の勇者としてこの世界に来たのであれば、試練の塔に挑めるかもしれません」
「あぁ!! そうか、そうだな!!」
ラミッタの言葉にマルクエンも同意した。
だが、肝心のスフィンは置いてけぼりを食らっている。
「試練の塔?」
「はい、最上階まで登ると、魔人に対抗する能力を授かれます」
ラミッタが答えると、スフィンは更に尋ねた。
「なるほど。という事は、お前も?」
「はい」
そう言ってラミッタは宙へ浮かぶ。
「なっ!?」
驚いて目を見開くスフィン。
「私は空を飛ぶ能力を手に入れました。宿敵は筋力強化魔法が更に強化され、光の刃を剣から飛ばすことができます」
「そんな力が……」