第62話 2023.3.5富山県民会館~夜明けの風ツアー

文字数 1,225文字

2023年3月5日(日)富山県民会館
南こうせつコンサートツアー2023~夜明けの風

私は、くせ者ぞろいの昭和37年組で、還暦。

14年先、74歳。自分が今のこうせつの年齢になったとき、どれだけ頑張れているだろうか?

どれだけのパフォーマンスを維持しているだろうか?

でも、そう思いながら、こうせつには期待をしてしまいます。

* * *

ファンクラブの会報がきました。

先行予約が増えました。そんなところにも、日常が戻るのを感じます。

北海道あるなら、九州3デイズがあってもいいのになあ。秋に期待!!

そうやって、期待が膨らむばかりです。

* * *

富山のセトリは基本的には変わりません。

ひとつずつ、少しずつ許されていくライブ。

富山では、ライブ中の舞台のこうせつとオーディエンスとのやり取りが、完全復活しました。

こうせつは、富山県の八尾中学校歌を作曲しています。

作詞の柴田理恵さんつながりで依頼を受けたそうです。柴田理恵さんは、八尾中学校の卒業生です。

今は亡き柴田理恵さんのお母様が、こうせつにとても似ている・・・という話を聞いたこうせつが、柴田理恵さんの実家に突然電撃訪問した・・・というエピソードを聞いたことがあります。

こうせつは校歌の依頼を受けて、柴田さんに作詞するように言ったそうです。

* * *

会場に、きっと八尾中学の生徒さんたちが来ていたのだと想います。

そういえば、スタートから、歌もMCも、いつもより軽快で明るくて笑いが多い気がしました。

いつもは、年齢を意識して終活のMCが多くあり、ちょっと暗くなることも。

でも、この日のこうせつは、中学生の生徒さんたちに力をもらっていたのかもしれません。

2部のはじめの、いつもの弾き語りで、校歌を作ったことをいって、ギターで校歌を歌いました。

* * *

校歌といえば、大分の明豊高校の校歌は、ポップ調です。

それとは違って、八尾中学校校は、故郷の山や川、そして学校名が入っていました。

歌の最後のフレーズは、校歌らしく♪やつお~ちゅうがっこう♪。

そこを、会場のみんなで、こうせつの指揮で、歌いました。

舞台のこうせつとオーディエンスの応答、応酬、大合唱。ほんわかします。

そして、アンコールの最後の最後は「おもかげ色の空」では、こうせつの歌詞の先読みがあっての、総立ちに大合唱!!

グリパラでは、全てが許されるかな?5月のグリーンパラダイスに思いを馳せました。

* * *

ところで、富山といえば・・・昔、私が高校・専門学校生だった頃。

富山のオーディエンスは凶暴・・・失礼・・・熱いことで有名でした。

それで、コンサートツアーは富山をスキップするアーティストもいたとか?いないとか?

私は、高校まで石川県で生活しました。

その、富山のオーディエンスの噂は、石川県に伝わっていました。

「富山のコンサートは怖いから行くな」と、兄に止められました。

その富山のオーディエンスたちが年齢を過ぎて、紳士淑女となって。でも、熱い心は失っていないと思いました。
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