第19話 2021.6.26東金文化会館~いつも歌があったツアー

文字数 1,185文字

第19話 2021年6月26日(土)東金文化会館
南こうせつコンサートツアー2021~いつも歌があった~

この日の新規感染者数は1641人(週平均約1400人)でした。

緊急事態宣言は沖縄のみの発出。

6月に入って、高齢者を優先してのワクチン接種が、全国で始まりました。

毎日1000人以上の新規感染者数が続くなか、延期されたオリンピックを行うことに反対意見が多いようです。

でも、野球や相撲、演劇やコンサートなど、感染対策しつつ行われています。

観客を入れての開催を、私は問題がないように思います。

いずれにしても、このままピークアウトしていても、オリンピックがあるために、他のイベントは自粛です。

* * *

千葉県東金市。

この公演も、昨年2020年6月27日(土)の振替公演、一年越しの開催です。

一年前のチケットが、そのまま有効でした。

オリンピックも一年越しで行われるといいなと思いつつ、東金に参加しました。

私は、東京の自宅住まいで、新型コロナ関連の感染リスクの低い現場での派遣バイト中。

感染リスクは低いとはいえ、ついうっかり陽性になって、ファン友を濃厚接触者にしては申し訳ないと思い、東金でも単独行動でした。

* * *

東金では、バンドが面白かったです。

これもレコーディング効果なのかも。

「神田川」なんかも、ちょっと違って聴こえました。

東金では、普段あまり歌わない曲が聴けました。

「岩を砕く花のように」、ジョン・デンバーさんの「カントリーロード」と、その想い出とともに。

また、「ノスタルジア」・・・テレサテンさんに提供した歌で、ヒット曲「愛人」のB面だったけれど、中国に印税の制度がなくて、収入は無かったということでした。

なんか、バンドの演奏もセトリも、ちょっと面白くて。

ごちゃごちゃと、みんなで遊んでアルバムを作っているのかなあ・・・いいなあ・・・新しいアルバム、早く、聴きたいな・・・と、思っているところに

* * *

突然に、サックスの中村哲さんが登場しました。

中村哲さんは最後の「マキシーのために」「おもかげ色の空」「満天の星」の3曲だけだったけれど、はじめから、コンサートの雰囲気に影響を与えていたのかもしれません。

中村哲さんがいらっしゃるときは、いつも、ドラムやパーカッション、シンセサイザーなど、響きもの鳴り物の中で聴くことが多いように思います。

しかし、今回は、ホールコンサートのアコースティックバンド編成での登場。

サックスの音が尋常じゃなく、いまさらながら、本物でした。

こうせつもバンドの皆さんも、サックスの音を楽しんでいるようでした。
 
中村哲さんが登場して、盛る上がる3曲でしたが、立ち上がる前方のファンたちに、こうせつが「座れ」の合図でした。

当然、みんな、その合図に従います。

何事も制約ばかりのコンサートだけど、そんななかでも表現をやめないこうせつ。

私も、頑張ります。
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