第50話 2022.10.10ロームシアター京都~夜明けの風ツアー

文字数 1,390文字

第50話 2022年10月10日(月・祝)ロームシアター京都 
南こうせつコンサートツアー2022~夜明けの風~

この日の京都は曇りのち晴れだったのに、こうせつが上洛する時刻には雨が降り出しました。

コンサート前に、会場の近く?同一敷地内?の平安神宮にお参りすることができました。

そして、京都のおうどんもいただきました。

* * *

京都には、研修所の同期であり、人生の師であり、飲み仲間でもある前職の先輩が住んでいます。

毎年、京都のコンサートは、その先輩と参加します。

いつもなら前乗りをして、先輩とともに京都の町散策、喫茶店巡りに、美味しい京料理を堪能、先輩宅にお邪魔して先輩のお孫ちゃんと遊び、夜遅くまで飲んで語り明かしていました。

昨年はデルタ株のピークの真っ最中だったので、コンサートのみ、観光なし、日帰りでした。

今年はピークアウトしていることもあり、先輩の自宅にお泊まりの予定でしたが、急に先輩に予定ができてしまいました。  

それでも、コンサートを一緒にみることができました。

* * *

コンサートは、京都のうたから始まりました。

秋セトリの「葡萄の季節」、加山雄三さんをリスペクトして「幸せになろう」が聴けました。

休憩のあと、舞台上、ひとりで椅子に座り、思いがけないリクエストコーナー

会場のリクエストに応えて「星ふる夜」。そして、私の声のタイミングが、こうせつにバッチリ届いて「夕顔」。「花いちもんめ」。この3曲のサビを歌ってくださいました。

「花いちもんめ」では、歌詞の「あんちゃん」にからめて、朝ドラの暢子のニーニーはとんでもない奴と、笑いを取りました。

バックメンバーが入って、「ときのしらべ」、京都スペシャル!!
ホール用のアレンジでしたが、仁和寺のコンサートを彷彿とされて、やはり京都スペシャル。

「神田川」のあとの「うた歌いのブルース」は、ひとつの物語です。

こうせつは、「神田川」まで座って歌い、「うた歌いのブルース」でたちました。

最近は、座って歌う曲数が増えている?

そして、アンコールの最後「おもかげ色の空」でした。

「おもかげ色の空」では、客席の多くの人が立ちましたが、止められることはなかったです。

本物の長岡の花火をリスペクトしてか、口花火はありませんでした。

* * *

これまでの京都のホールコンサートは、すっと夏でした。

なので、京都のセトリは、夏セトリでした。

今回の秋セトリに、京都在住の先輩からは「すごくよかった」との感想をいただきました。

雨が上がったロームシアター京都の前で、先輩とハグして別れました。

京都スペシャルの曲に、リクエストにも応えてもらい、先輩とハグできて、胸いっぱい。明日からまた頑張れる・・・そう確信できた瞬間でした。

* * *

コンサート後は、日帰りの予定にしていました。

でも、「ときのしらべ」を聴いて、どうしても仁和寺に行きたくなりました。

それで、急遽、宿を取り、一泊しました。

そして、翌日、仁和寺に行きました。

平日の仁和寺は、人が少なく静かでした。

モミジの枝の先が、ほんのり紅く色づいていました。

仁王門裏の広い参道を見て、まだまだ今よりもずっと若かった私を含めたファンたちが、浴衣姿で徘徊しているように思いました。

一昨日の長岡で、やっぱり野外はいい。

この日の京都で、やっぱり都市のホールコンサートはいい。

そう思った、シルバーウィーク、秋の連休でした。
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