第29話 2021.11.6滑川市民会館大ホール~いつも歌があったツアー
文字数 1,941文字
第29話 2021年11月6日(土)滑川(なめりかわ)市民会館大ホール
南こうせつコンサートツアー2021~いつも歌があった~
富山県滑川(なめりかわ)市の助成があり、チケット代は4500円、ファンクラブの先行はなしでした。
チケットの発売は、2021年9月25日(土)。
ちょうど9月25日(土)は、山梨県甲府市のコンサートに行く予定でした。
滑川で窓口販売があるということで、前日夜から並んでチケットを購入して、その後に甲府に向かう予定でいました。
しかし、発売日の数日前、滑川市のHPに、「チケット購入のための、県外から越境しての来館については、慎重にしてほしい」との告知がありました。
そのための電話予約を新しく設定するということでした。
越境についての注意喚起がアップされたので、会場に並ぶことはあきらめ、電話予約することにしました。
* * *
9月25日(土)、発売当日、私は比較的、早く電話が繋がりました。
電話予約の担当の方は、一生懸命なのですが、あまり対応に慣れていらっしゃらないようで、ちょっと時間がかかりました。
この後の電話予約にも時間がかかるであろうと予想されて、なかなかつながらない人がいるだろうと心配になりました。
数日後に、振込先が書いた手紙が届き、指定された口座に振り込みました。
* * *
コンサート当日の11月6日(土)は、富山、石川、福井の北陸三県の新規感染者はゼロでした。
私は、金沢での派遣バイトが終了して、無職となりました。
金沢から富山へ、越境とコンサートは、問題なしです。
この日は,立冬ということでカニ漁の解禁日でもありました。
そのため金沢駅には、新幹線、在来線ともに、団体旅行を含め、たくさんの旅行者が押し寄せていました。
滑川に向かう在来線も、とても混んでいました。
立冬で、風が少し冷たいながら、天高い素晴らしい秋晴れでした。
開場一時間前に到着すると、会場隣の市役所の前で、有志数人が木陰ライブをしていました。
歌う方はファイスシールドをして、聴く方もソーシャルディスタンス(距離)を保っての野外、木陰ライブ。
年配の女性が見にこられて、その女性が好きだという千昌夫さんの「星影のワルツ」「北国の春」のリクエストに応えていました。
* * *
会場は、昭和29年築だそうで、「大ホール」という名称ながら、催事場のような作りでした。
パイプ席が600席設置でき、後ろが階段の固定席で200席ほどです。
今回は、パイプ椅子は半分の300席ほど?固定席は、市松模様での集客でした。
ステージから最後列まで20メートルもないくらいのこぢんまりとした会場で、すごく期待が高まりました。
パイプ椅子も久しぶりです。
昔、体育館コンサートで、パイプ椅子の上に立ち上がったものです。
もちろん、それは、今は禁止です。
こうせつも、「学園祭のようだ」と、うれしそうでした。
* * *
セトリは、かぐや姫ナンバーが中心です。
滑川では、「おかえりの歌」が楽しくて、間奏の横笛のお囃子と「わっしょい」、歌の最後に「滑川」の地名に変えた歌詞で歌うと、会場の手拍子がさらに大きくなって、がっちりと滑川のオーディエンスの心をつかんだようでした。
2部では、ニューアルバムからの曲とかぐや姫3部作を含め定番曲も。
オーディエンスの世代には、こうせつの「最近の曲」の歌詞にも、共感できるのか。
地方感満載で、高齢化率も高いコンサートでしたが、すごく盛り上がりました。
特に拍手や手拍子が力強く、一体感がありました。
* * *
行きは、金沢駅から滑川駅までの直通電車(IR石川とあいの風とやまの乗り入れ直通)で行きました。
終演後は、富山地鉄本線(富山電鉄)に乗って、富山駅乗り換えで(IR石川とあいの風とやまの乗り入れ直通)で金沢駅に帰りました。
私は専門学校時代に、富山県の高岡市で暮らしていたこともあって、その頃の友人の地元の駅名が楽しかったです。
そして、名高い上市(かみいち)駅のスイッチバックにはテンションが上がりました。
スイッチバックの無骨な車体もかっこよくて、一度乗ってみたかったので、すごく楽しかったです。
が、とにかく外は真っ暗だったので、次回は、昼間に乗車したいです。
* * *
私が10代のころ、富山県のオーディエンスは凶暴・・・いや、失礼、熱い・・・と言われていました。
熱すぎて,富山を避けるアーティストがいたという噂も。
松山千春氏の流血事件、甲斐バンド帰さない事件など、いくつかの富山伝説がありました。
なんで、当時は富山でコンサートがあっても、兄からは「いくな」ととめられて、怖くて行けなかったのです。
今回の滑川のオーディエンスは、その熱すぎるオーディエンスの進化形でしょうか。
熱い拍手に、すごく元気がでました。
南こうせつコンサートツアー2021~いつも歌があった~
富山県滑川(なめりかわ)市の助成があり、チケット代は4500円、ファンクラブの先行はなしでした。
チケットの発売は、2021年9月25日(土)。
ちょうど9月25日(土)は、山梨県甲府市のコンサートに行く予定でした。
滑川で窓口販売があるということで、前日夜から並んでチケットを購入して、その後に甲府に向かう予定でいました。
しかし、発売日の数日前、滑川市のHPに、「チケット購入のための、県外から越境しての来館については、慎重にしてほしい」との告知がありました。
そのための電話予約を新しく設定するということでした。
越境についての注意喚起がアップされたので、会場に並ぶことはあきらめ、電話予約することにしました。
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9月25日(土)、発売当日、私は比較的、早く電話が繋がりました。
電話予約の担当の方は、一生懸命なのですが、あまり対応に慣れていらっしゃらないようで、ちょっと時間がかかりました。
この後の電話予約にも時間がかかるであろうと予想されて、なかなかつながらない人がいるだろうと心配になりました。
数日後に、振込先が書いた手紙が届き、指定された口座に振り込みました。
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コンサート当日の11月6日(土)は、富山、石川、福井の北陸三県の新規感染者はゼロでした。
私は、金沢での派遣バイトが終了して、無職となりました。
金沢から富山へ、越境とコンサートは、問題なしです。
この日は,立冬ということでカニ漁の解禁日でもありました。
そのため金沢駅には、新幹線、在来線ともに、団体旅行を含め、たくさんの旅行者が押し寄せていました。
滑川に向かう在来線も、とても混んでいました。
立冬で、風が少し冷たいながら、天高い素晴らしい秋晴れでした。
開場一時間前に到着すると、会場隣の市役所の前で、有志数人が木陰ライブをしていました。
歌う方はファイスシールドをして、聴く方もソーシャルディスタンス(距離)を保っての野外、木陰ライブ。
年配の女性が見にこられて、その女性が好きだという千昌夫さんの「星影のワルツ」「北国の春」のリクエストに応えていました。
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会場は、昭和29年築だそうで、「大ホール」という名称ながら、催事場のような作りでした。
パイプ席が600席設置でき、後ろが階段の固定席で200席ほどです。
今回は、パイプ椅子は半分の300席ほど?固定席は、市松模様での集客でした。
ステージから最後列まで20メートルもないくらいのこぢんまりとした会場で、すごく期待が高まりました。
パイプ椅子も久しぶりです。
昔、体育館コンサートで、パイプ椅子の上に立ち上がったものです。
もちろん、それは、今は禁止です。
こうせつも、「学園祭のようだ」と、うれしそうでした。
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セトリは、かぐや姫ナンバーが中心です。
滑川では、「おかえりの歌」が楽しくて、間奏の横笛のお囃子と「わっしょい」、歌の最後に「滑川」の地名に変えた歌詞で歌うと、会場の手拍子がさらに大きくなって、がっちりと滑川のオーディエンスの心をつかんだようでした。
2部では、ニューアルバムからの曲とかぐや姫3部作を含め定番曲も。
オーディエンスの世代には、こうせつの「最近の曲」の歌詞にも、共感できるのか。
地方感満載で、高齢化率も高いコンサートでしたが、すごく盛り上がりました。
特に拍手や手拍子が力強く、一体感がありました。
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行きは、金沢駅から滑川駅までの直通電車(IR石川とあいの風とやまの乗り入れ直通)で行きました。
終演後は、富山地鉄本線(富山電鉄)に乗って、富山駅乗り換えで(IR石川とあいの風とやまの乗り入れ直通)で金沢駅に帰りました。
私は専門学校時代に、富山県の高岡市で暮らしていたこともあって、その頃の友人の地元の駅名が楽しかったです。
そして、名高い上市(かみいち)駅のスイッチバックにはテンションが上がりました。
スイッチバックの無骨な車体もかっこよくて、一度乗ってみたかったので、すごく楽しかったです。
が、とにかく外は真っ暗だったので、次回は、昼間に乗車したいです。
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私が10代のころ、富山県のオーディエンスは凶暴・・・いや、失礼、熱い・・・と言われていました。
熱すぎて,富山を避けるアーティストがいたという噂も。
松山千春氏の流血事件、甲斐バンド帰さない事件など、いくつかの富山伝説がありました。
なんで、当時は富山でコンサートがあっても、兄からは「いくな」ととめられて、怖くて行けなかったのです。
今回の滑川のオーディエンスは、その熱すぎるオーディエンスの進化形でしょうか。
熱い拍手に、すごく元気がでました。