第25話 2021.9.25山梨県民文化ホール~南こうせつ&森山良子

文字数 1,567文字

第25話 2021年9月25日(土) YCC山梨県民文化ホール
南こうせつ&森山良子スペシャルコンサート2021

金沢生活も2年目となりました。

9月末になると、デルタ株の5波は、ピークアウトしてきました。

9月に入り、金沢で派遣バイトをするべく、求職活動中でした。

しかし、なかなか、金沢で仕事は見つかりませんでした。

無職なので、仕事による制限はありません。

* * *

甲府と塩尻のレザンホールの2Daysです。

長野と山梨は、一足先に秋の風景でした。

金沢から甲府市までは、新幹線と在来線を乗り継いで4時間半。

その長い移動時間の車窓からの景色が、とても美しく。

北陸新幹線長野駅から乗り継いだ篠ノ井線からは、長野の町を一望、素晴らしい景色でした。

紅葉にはちょっと早いものの、山の木々の枝の先っぽが鮮やかな色に変わっていました。

また、線路脇にはコスモスが咲いて、土曜日の晴れ間に稲刈りが行われていて、稲架に稲が架けられて、ぶどう棚の実り、リンゴの木の実りを見ることができました。

塩尻であずさ号に乗り換えると、霧と雲に覆われた八ヶ岳が、水墨画のような美しい姿を現しました。

そういえば疫病騒ぎで、旅をすることもなくなっていたことに気づきました。

脳波がアルファー波になったような、瞑想したときのような気分に陥りました。

すっきりした脳で、会場に入りました。

* * *

会場は、客席の入りは半分ぐらいだったと思います。

森山良子さんとのジョイントです。

ジョイントで出番半分というものの、相手は良子さんです。

こうせつは、あの歌唱力に合わせなければならないし、とにかく、ふたりのハモりが楽しみです。

また、久しぶりのニューアルバム『夜明けの風』が発売直後のコンサートでもあります。

ただ、甲府という地方感から、ニューアルバムからのライブ初披露は、あまり期待せず,ライブに臨みました。

客席の拍手から緞帳が開いて、こうせつと良子さん、ふたりのバンドさん総出演で、フォークの名曲、ジョイントコンサートでの定番のオープニング曲からはじまりました。

良子さんのピアノの方がピアノで、泰ちゃんはアコーディオンでした。

良子さんは、約半年ぶりのライブだとのことでした。

* * *

一部は、こうせつ。

定番曲が中心ですが、甲府ということで「葡萄の季節」がスペシャルでした。

* * *

20分の休憩のあと、2部で良子さん。

良子さんらしいメジャー曲を2曲うたったあと、こうせつが登場しました。

息の合った掛け合いで爆笑を誘ったあと、こうせつのギターで「さよならの夏」。

良子さんのソプラノとこうせつのテノール(いや、アルト?)で、良子さんは巧みにオクターブを変えてのセッションでした。

歌の最後、ちょっと笑いを誘うところは、良子さんとも息が合って、夫婦漫才風でした。

こうせつが引っ込んだ後は,良子さんの独壇場、息切れしながら歌うのも、見せ場?

最後に、50周年のときに直太朗さんからプレゼントされたという曲を。

良子さんのバックのアシストを務めるのは、ギターとピアノの二人のアーティストですが。

抑えに抑える演奏かと思うと「良子 VS バックミュージシャン」な感じで激しく、聴き応え見応えがありました。

* * *

アンコールの大団円。全員がステージに登場で、ムッシュかまやつ談義からの、かまやつさんの曲をふたりでカバー。

間奏のアコーディオンソロのときに、こうせつから前に出ることを促され、ちょっとだけ前に出た恥ずかしそうな泰ちゃんが印象的でした。

最後は、音楽の本にも載っていた、良子さんの名曲で終わりました。

こうせつも良子さんも、若いときは,この歌の詩が恥ずかしかったと言っていました。

そう、「♪また会う日まで♪」。

* * *

コンサート会場には、テレビカメラが入っていました。また、YouTubeに公開されるかな?
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