第68話(最終話)2023.6.10調布グリーンホール~夜明けの風ツアー

文字数 1,639文字

第68話(最終話) 2023年6月10日(土)調布市グリーンホール 大ホール 
南こうせつコンサートツアー2023~夜明けの風~

ゴールデンウィーク明けの2023年5月8日(月)から、新型コロナウイルス感染症は5類に移行しました。

7・8波のオミクロン株が猛威を振るったぶん、長いピークアウト期間が期待されていました。

5類となり、全数把握から定点把握に変わりました。

6月に入り、新規感染者数は「緩やかに上昇中」と発表されていました。

9波の入口と思われました。

また、新型コロナ以外の感染症患者数が上昇していると、ニュースで繰り返し放送されていました。

新規感染者数とは別に、SNSでは「喉が痛い」「熱が出ている」というカキコミが増えているというということも話題になっていました。

* * *

私の病院バイト先は、時折、新患患者さんに新型コロナウイルスの陽性者が出ました。

しかし、クラスターになることはありませんでした。

それはそうです。7・8波と、大多数の職員が陽性になり感染済み。バイト先は、いわゆる「集団免疫」を獲得しています。

バイト先は、陽性者がいないときは、フェイスシールド使用はしなくてもよくなりました。

ただ、他の感染症が流行中だし、私は未だ一度も新型コロナの発症はしていない。

それに、私の仕事内容が、主に口腔ケアに食事介助で、複数の病棟をまたいで仕事を請け負っていたので。

仕事中はゴーグルとマスク2重の着用に、日常でのマスク着用は続けていました。

* * *

5月3日(水・祝)のグリーンパラダイスが、あまりにも感動過ぎて・・・私は、激しいグリパラロスに罹っていました。

何をするにも、やる気が起きず・・・とりあえず、仕事はしっかりとやっていましたが、それ以外はボーッとする毎日でした。

ファンクラブの会誌に、友人のグリパラのコンサートレポートが載っていていました。

それを読むと、涙がでてくる・・・これまでに経験のないロス症状でした。

* * *

調布は、そのグリパラから、初めてのホールコンサート。

また、調布グリーンホールは、ちょうど2年前の2021年6月12日(土)のコロナ禍で、私は1クール目のワクチン接種の副反応で具合が悪くて、参加できませんでした。

「ワクチン接種者は、2年後に全員死ぬ」・・・と、そのときに知人に言われましたが、とりあえず、私はまだ生きています。

コンサート前に、お友だちとランチをしました。

調布の街は、私の前の職場から近く、通勤で通り過ぎるだけの場所でした。

その街で、お友だちとランチをしたのが、ちょっと新鮮でした。

* * *

調布では、こうせつコールが会場に響くなか、「コンサートツアー」から始まりました。

やっぱ、東京開催のライブ。期待が高まりました。

定番曲も、曲順がちがうと聴き入ります。

で、「最後の世界」・「青春」・・こうせつにとっての、ふたつのデビュー曲が聴けました。

休憩の後の2部は、弾き語りのあと、ギターをおいてハンドマイクを持ちました。

2部の弾き語り直後、このタイミングでハンドマイク?

で、「幼い日に」。

この曲で、私は、グリパラロスから脱出し、目が覚めました。

そう、もう6月です、もう夏です。

夏、夏、夏のツアーに夏イベント、夏フェスです。

アンコール①②で、会場は、スタンディング。

こうせつコールと拍手が鳴り止まず。でも、こうせつが着席するように促しました。

そして、アンコール③は、着席して、かぐや姫のナンバーを聞き入りました。

* * *

帰り道は路線バスで、何だか不思議でした。

以前は仕事で疲れて帰るだけの道のりでした。

この日は、グリパラロスから覚醒して、再びのライブ熱が燃えての、いつものライブの帰り道でした。

* * *

ゴールデンウィーク明けの2023年5月8日(月)から、新型コロナウイルス感染症は5類に移行しました。

長々と、私のコンレポにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

また機会がありましたら、コンレポをアップしていきたいと思います。
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